「ビリー・ウォルシュとデートする方法」(2024年作品)感想 | 深層昭和帯

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アレックス・ピライ監督によるイギリスのラブコメ映画。出演はセバスチャン・クロフト、チャリトラ・チャンドラン、タナー・ブキャナン。

 

 

<あらすじ>

 

イギリスに住む高校生のアーチー。彼は幼なじみで親友のアミリアに長年片思いをしていた。 そして高校の最終学期の初日、アーチーはようやく勇気を出して告白することを決心する。

 

しかし運命のいたずらか、その日にアメリカから転入してきた美少年のビリー・ウォルシュに、アミリアは一目惚れしてしまう。そしてひょんなことから、アミリアがビリーを射止められるよう、アーチーは渋々手助けをするハメになる。

 

彼の献身的でヤケクソな努力によりアミリアとビリーは付き合うようになり、プロムもふたりで参加することになった。アーチーは役目を果たすと同時に虚しくなってアミリアのことを忘れようとしたが、そのときアミリアはアーチーとの幼いころからの絆を思い出していた。

 

そして彼女は、プロムにアーチーを誘う。ところが、アーチーはビリーのフリをして自作自演でアミリアがビリーと付き合っているように勘違いさせているだけだったのだ。その事実がバレてしまい、アーチーは再び愛想を尽かされた。

 

ビリーは、勘違いの中にもアミリアの良いところを見つけて好きになりかけていたが、彼女の気持ちを知っておかしなことをやっていたアーチーを少しだけいたぶると、彼にアミリアを追わせた。こうしてふたりは付き合うことになった。

 

<雑感>

 

アマゾンオリジナルのポリコレ作品。アーチーとビリーは白人男性で、アミリアは黒人。罰に誰と誰が付き合おうと、その肌の色が何だろうとかまわないのだが、最初から結論ありきで作られていることに辟易する。全部同じパターンになるからな。

 

☆3.0。イギリス人の自虐と思わせておいて自画自賛しているだけなのもウンザリ。