「キングダム 第五シリーズ」(2024年冬作品)第7話 感想 | 深層昭和帯

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原作:原泰久、監督:今泉賢一、制作:ぴえろ、スタジオサインポスト。

 

 

第7話 離眼の悲劇

 

思いもよらない桓騎の行動により、飛信隊は、立て直した馬呈・劉冬軍と再び激闘を繰り広げることとなった。中央丘の各戦場では相変わらず膠着状態が続いており、慶舎は桓騎を追い詰めるため今回の戦いの“標的”の一つ・飛信隊を壊滅させようと動き出す。一方、樹海地帯の集落で怪我の手当てを受ける羌瘣は、“長”である混(こん)バァから紀彗が城主を務める“離眼城(りがんじょう)”で起きた悲劇について話を聞いていた。

 

<雑感>

 

膠着状態にあるとき、先の一手を読んで手を隠した方は膠着させている側で、手に詰まって動けずいい他方は膠着させられている側なんだよな。だから先に動いた方が負ける。膠着させているのか、膠着させられているのか見極めができないと一瞬でひっくり返される。

 

こういうところは将棋と同じだ。将棋も詰み筋が見えてきた側は、罠を貼って誘い込む。相手は膠着状態を嫌って動いて負ける。まさに将棋なんだよな。