分からないことがあった時、
最近はたいていのことなら
ネットで調べれば解決できます。
しかし、この“調べる”というのも、
実は一つの技術。
普段から、
「何を聞けば、欲しい答えを導き出せるか?」
「どういう人が、情報を持っているだろうか?」
と考える習慣がないと、
上手に検索ができないのです。
私の元にも、良く来るんですよ…
「ネット銀行で口座を作りたいんですけど、
エラーで開設できないんです。」
「ZOOMの使い方が、よくわかりません。」
「私って、確定申告した方がいいですか?」
「お金がありません」
…私は、便利屋じゃないのよ~
ご本人は困っているのでしょうが、
私にはどうにもできないメッセージが
結構届くんですよね。

今でこそ、
「なんで、そんなことまで知っているの?」
と言われるのですが、
私も元々情報を見つけ出すことが
苦手なタイプでした。
会社員の時などは特に、
どうやったら情報に行き着くのか?が
全くわからなかったのです。
(だから、ずーっと何かに困ってた)
この“情報につながるセンス”というか、
「どこに情報があるか?」を
知っておくということは、
時間と労力の節約にもなります。
悩むことが減れば、
できることで貢献する(お金を得る)行動に
時間と労力を割けますよね?
それに「わからない」という人に
何度も質問するということは、
相手の時間を奪うことになります。
奪うエネルギーを発していると、
お金は逃げてしまう…
銀行口座のことだったら、
銀行のFAQやサポートセンターに聞けばいい。
エラーコード・エラーメッセージが出ているのなら、
それをそのままネットで検索してみればいい。
生活に関わる悩みであれば、
市区町村の役所のホームページを見れば、
相談窓口が見つかる。
ホームページでわからなければ、
総合窓口に電話してみればいい。
確定申告や開業届のことなら、
とりあえず税務署へ。
でも節税のことや
扶養などの相談もしたいのなら、
税理士さんやFPさんへ。
・自分は何を解決したいのか?
・どんな結末に持っていきたいのか?
・その結末にいくために、どういう答えが必要か?
・答えを持っていそうな専門機関(専門家)はどこ?
・社会には、どんなサポートが用意されているの?
こんな風に考えていくと、
必要な情報につながりやすくなります。
人を頼ることができるのは、
それはそれでいいことなのですが…
聞く相手を間違えると答えは得られませんし、
それ以上に失うものが出る可能性もあります。
情報の在り処を見つけるセンスを磨き、
必要な情報を自分で得て、
対処していく底力を身に着ける…
あなたの経験値が上がると、
現実への対処能力が高まって、
より大きなお金を得られるようになりますよ。