今日は仕事の話です。


毎年この時期は、仕事でクライアントの会社数社から、新卒の新入社員研修の講師の依頼を受けます。仕事は、とある資格を持ってコンサル的な仕事をしております。


講義の内容は、基本フレームはあまり変えませんが、毎年全く同じではつまらないので、少しずつトレンドに合わせたりして変えてます。


あとは、新入社員に向けたメッセージも毎年考えることにしています。今年は下記の3つにしました。


①急がば回れ


上司や先輩から自分の意に沿わない仕事を命じられても、まずはやってみて、意見はそれから出しても遅くない。


こんな仕事やる意味ないと思っていたことが、何年も経ってから、大いに役に立ったと感じられることがある。回り道も長い社会人生活において案外悪くない。


②他人と過去は変えられない


仕事や人間関係に納得がいかない、周りが自分のことを分かってくれない、そんな時に立ち止まって考えてみよう。


他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。


自分の考え方一つで、周りを動かして膠着状態を打破するとこも可能だよ。


③読書しよう


どんな仕事でも単独で完結させられる仕事は稀。


社会人の仕事はチームプレーや役割分担が基本になるが、それを円滑にするのがコミュニケーションであり、私はその中でも国語力を重視したい。


相手に伝わりやすい話し方や文章の書き方。語彙力を豊富にするには読書がよい。


また、読書はSNSやYouTubeからは得られない知見に満ちていて、人格磨きに役立つ。




こんなところでしょうか。研修全体の文脈の中で話したことなので、ここだけ切り取っても趣旨が伝わりにくいかもしれませんが。


ともあれ、大いなる可能性に満ち溢れた新入社員の皆様とお会いするのは、フレッシュな気持ちを思い出すことが出来て有意義な時間ですし、また、大切な研修の時間を任されるのは毎年気が引き締まります。