今回は仕事の話です。
私、40代半ばを過ぎ、久しぶりに資格試験にチャレンジすることにしました。15年程前に、今の仕事に関わる資格を取得して以来のことになります。
なぜ急に思い立ったかというと、直接的なきっかけは妻の一言でした。娘の中学受験のサポートが終わり時間を持て余し気味だった私を見ていて「あなたは勉強してるのが生き甲斐なんじゃない?」と思ったそうです。
それを機に次の2つの目的のため、資格試験を真剣に考えることになりました。
①昔から抱いていた夢の実現
その資格は、若い頃に憧れていた資格ですが、出来ない理由を幾つも並べ立てて諦めました。遅ればせながらのチャレンジです。
②仕事の拡大
その資格は、今保有している資格にプラスすることで相乗効果が期待されます。事業の拡大に繋がるプランを描いてます。
資格取得を思い立ってから情報収集する中で、ある資格本に受験が上手くいく3要素として次のことが書かれていました。
①適切な勉強方法
✖️
②必要な勉強時間の確保
✖️
③継続したモチベーション
今の資格を取った時も、何となくですが、この3要素を意識して上手くいったような気がします。今回のチャレンジについても鍵を握っていると痛感します。
さらに言うと、この3要素の前に「戦略の立案」があるといいですね。
私の場合ですと、こんな感じでしょうか。
・社会人としてのこれまでの経験を受験勉強に生かす
・目指すところは合格ラインギリギリでよい。最短ルートでの合格を目指す
・年齢を考えて体調管理が最優先。勉強が捗らない時も焦らない
また、娘の中学受験以来、何でも中学受験と結びつけてしまう癖がありまして(笑)中学受験にも当てはめて考察しました。
①は、大手塾を選べば問題無いでしょう。ただ、Sはお子様によってはオーバースペックになる恐れがあるでしょうし、Nは御三家を目指す子には物足りない可能性があるかもといったように、どこの塾に限らずお子様に合う合わないを検討するのは大切です。
塾無しは、私は経験無いので分かりませんが大変そうです。目指す志望校の難易度にもよりますが、せめて上のお子様の受験経験があるといった状況でないと厳しい気がします。
②は、子どもは塾で長時間勉強しているわけですが、それだけではダメで、自宅学習の質と量が鍵を握ります。我が家も自宅学習を巡って何度も親子バトルを繰り広げました。上手くいくには③の要素も関わってくるかもしれません。
でも、偏差値的に第1志望のR4(80%合格ライン)が余裕を持って見えている状況であれば、多少のゆる受験は許されるかもしれません(気を抜くのは禁物ですよ)。
③が一番の問題と考えます。
そもそも親と子のどちらが先に中学受験を始めると言い出したのか?
小3までのうちから始めた場合は、もちろん親になりますよね。仮に子どもが口にしていたとしても、小学校1〜3年生の言葉ですからね。この場合、子どもにモチベーションを求めるのは酷ですから、親が最後まで責任持って、モチベーションの見えない子どもを受け入れて面倒みましょう。
では、小4以上は?微妙ですね。我が家の娘は小4の秋になって自分から私立中学に行きたいと言い出したのですが、受験本番直前になるまで、本気のモチベーションを見せることはありませんでした。
個人的には、この場合も結局、中学受験を始める決断を下した親の責任であって、子どもにモチベーションを求めるのは酷ではなかったかと「受験が終わった今となって」考えます。最中の時は子どもに向かって「自分から言い出した受験なんだから本気を見せろ!」的な言葉を何度も浴びせてました。
もっとも、これらはお子様の個人差、成熟度合いの差によりますよ。以前、安浪京子先生の本を読んだ時に、子どもの成熟度合いによって子どもとの関わり方を変える必要があるようなことを読んだ覚えがあります。
成熟度の高いお子様であれば、受験を「自分ごと」と考えて、自立して勉強を進めているのでしょう。私は残念ながら、成熟度の低い我が子しか育てたことがないので、実際のところはよく分かりません。そうだとしたら、羨ましい限りです。。。
最後になりますが、戦略の立案です。我が家の中学受験の戦略は「目指せジャイアントキリング」でした。詳しくはこちらのブログをご覧下さい。
ともあれ、資格試験でも中学受験でも、闇雲に勉強するより3要素を意識して勉強を進めてみると良さそうですよ。
