2/1のC校が不合格だったペネは、当初の予定通り2度目のC校に挑みました。
(これは2021年入試の話です。)
朝は前日と全く同じ道のりを(私は)鎮痛な心持ちで辿っていきます。ペネは昨日と同様に道中は何も話しません。昨日のショックを引きずっているのか?緊張してるのか?話しかけないでオーラを出しています。
後から聞いたら、単にパパと話をしてるのを周りに見られるのが恥ずかしかったらしいです。。(また思春期女子のややこしさ出ました!)
また、昨日と同じく電車の中で参考書を開くこともありません。いや、こういう時は暗記もののプリントを覚えるとか、最後の最後まで足掻くものでしょ!と私は思っていましたが、
前述のように話しかけにくい雰囲気もあり、ペネの心を乱したくなかったこともあり、声を掛けることはありませんでした。
会場に近付くと、受験生が増えてきます。今日がC校1回目の子もいれば、ペネと同じように昨日落ちて再チャレンジの子も多いのでしょう。
そう思うと、ついこの間まで、大人からすると受験生の自覚が無く頼りなかった小学生たちが、大袈裟ではなく過酷な運命をその両肩に背負ってるように見え、感傷に浸ってしまいました。
そして、ペネは再び黙々と試験会場へ入っていきました。
初日より倍率が一気に上がりますから、試験が終わるのを待っている間、私は生きた心地がしませんでした。今日もダメかもしれない、間違いなくこの2年間で最も弱気な状態に落ち込みました。
でも、試験が終わって会場から出てきたペネの表情は明るく見えました。「昨日は言わなかったけど、実は算数の手応えがかなり悪かった。でも、今日は本当によく出来た。」とのこと。ペネの表情に少し救われました。
この日は午後受験で押さえのJ校も受けてきました。前日のC校の合格を頂けなかったのでプランB発動ということです。移動はスムーズで、地下鉄で乗り換え無しの約20分。連日の疲れもあったのか、途中「やっぱり受けたくない」とか不平も言われましたが。
お昼は、J校最寄駅の近くのパン屋でパンを購入。C校の試験中、ペネを待っている間にスマホで幾つかのお店を調べておきました。J校は試験開始時間前から、受験生の待機用の部屋を用意してくれていて昼食も可だったので、そこを使わせてもらいました。このコロナ禍でとても嬉しい計らいでしたね。
試験の方は、「算数がヤバくてダメかも・・」とのこと。押さえ校に落ちたらショックだろうな、とか凹みながら、帰り道は、疲れと不安が相まって重い足取りに。帰宅した時は外は既に真っ暗。夕食を食べたりしたら、すぐに運命の時間となるのでしょう。
そして、その日の夜、合格発表の時間
まずはC校から先に発表されます。
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【合格】![]()
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感無量でした。これで我が家の中学受験はほぼ完了。実質的には第1志望でしたから、大本命の結果に関わらず、この時点で心から安心することができました。
ちなみにJ校の方も、ダブルで合格をいただきました。
J校の合格発表は、学校ホームページにアクセスしたら合格者全員の受験番号が掲載されていて、その中から自分の受験番号を探すスタイルでした。
C校を含めて我が家が受験した他の学校は、予め自分の受験番号とパスワードを入力してサイトにアクセスしたら、すぐに合格か不合格かが目に飛び込んでくるスタイルでした。
日能研の先生や、双方の実家にも報告し、いよいよ後半日程、念願のA女子校にチャレンジです。