「戦後左翼思想」批判入門(1) | 草莽崛起~阿蘇地☆曳人(あそち☆えいと)のブログ
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自虐史観を乗り越えて、「日本」のソ連化を阻止しよう!

>個人の尊厳を守りすぎたから、か
>えって「思いやり」が廃れ…僕はそれ
>を極めて嫌う為に、個人の尊厳と対
>立する「愛国心」「集団意識」を大切
>にしようと考えている
 
大変素直な考え方です。しかし、それが「戦後左翼思想」なのです。より正確に言うと「戦後左翼思想」の「戦前左翼思想」(コミンテルン由来)から継承された側面です。
 
北朝鮮の金体制や中国の共産党独裁や連赤の同志殺し等々は、全てこのような思想と結びついています。組織や集団の目的のために個人を生贄にしてよいという考えです。
 
学生時代に友人から『革命的青年の手本』という本を渡されて「すっげぇ、笑えるから読んでみろよ」と言われました。革命中国の青年の日記という体裁なのですが、なぜか日本語で書かれていました。
 
内容は、ある中国奥地の村へ下放で送られた都会のインテリ青年が毛沢東の命令に従って農業支援等下放政策を実行することが中国の明日を拓くと信じて、時にインテリとしての自分のひ弱さを自己批判しつつ懸命に働く姿が描かれています。
 
最後の部分は忘れることができないエピソードで締めくくられています。
 
そのころ中国では、電化事業が推進されていました。といってもいきなり電力網をということではなく、まずは電信・電話の全国普及をということで通信電柱の設置が大規模に進められていたのです。
 
例の青年が送られた村でも、近くの川に電柱用の丸太を何本も浮かべ工事に備え準備が進められていました。
 
そんなある日、村を大洪水が襲いました。
 
下放青年は、川べりへ、丸太を心配してやってきました。ロープで岸につなぎとめられた数十本の丸太は、増水した川の激しい波に洗われ、いまにも流れ去ってしまいそうです。
 
彼が心配そうに丸太を見ながら、仲間の青年たちに言います。「あの電柱は、ただの電柱ではない。毛主席の声を、中国中の村という村、町という町に送り届けるための大切な電柱なのだ…」。
 
そうこうしているうちについに丸太をつなぐロープの一部が切れ、丸太が一本、また一本と流され始めました。それを見た主人公の青年は、上着を脱ぎ捨て、「みんな俺について来い!」と叫ぶと危険を顧みず、荒れ狂う濁流の中に身を投じました。
 
電柱に使おうという大きな丸太が数十本濁流にのまれて流れていくのです。生身の人間が飛び込んで素手で何をしようというのでしょう。単なる無謀な自殺行為です。
 
しかし、そのような愚かな行為がこの本では『手本』とされているのです。
 
もちろん、毛沢東個人のために身を投げ出せとは、中国共産党も言わないのです。その代わりに、毛沢東は中国人民の星、毛沢東は人民の象徴で、毛に尽くすことは人民に尽くすことだというのです。
 
「個人の尊厳と対立する『愛国心』『集団意識』を大切にしよう」
 
これは「左翼全体主義」と同じ考えです。
 
あなたは、「戦後左翼思想」のある一面に反対するあまり、同じ思想のもう一つの側面に取り込まれてしまっているのです。
 
☆ To Be Continued
 
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Neil Sedaka - The Diary (1958)