ゴールデンウィークは、どこに行っても人が多いので、わが家では家で仕事をするのが、いつもの過ごし方になっています。

ただ、仕事の合間にひとりでボーッとしていると、なぜか昔から考えていたことが、また頭に浮かんできました。

 

それは、動物性タンパク質の自給自足です。

 

私は20年ほど前に、50坪ほどの畑を購入し、家庭菜園で野菜の自給自足をしていたことがあります。

肥料も工夫しながら、野菜にはお金をかけず、2年間ほど買わずに暮らすことができました。

 

そのときに思ったのです。

 

野菜は何とかなる。

でも、野菜だけで生きていくのは難しい。

では、動物性タンパク質はどうするのか……と。

 

 

最初に考えたのは鶏の飼育でした。

5羽ほど飼えば、卵も取れますし、理屈の上ではかなり現実的です。

しかし、問題は「シメられない」ということでした。

命をいただくことの重さを考えると、私には簡単にできそうもありません。

 

そこで、魚介類に目が向きました。

東京湾まで自転車で行けるので、釣りをすることも可能です。

でも、釣りは安定供給が難しいのです。

釣れる日もあれば、釣れない日もあります。

もちろん、天気や体調にも左右されますからね。

 

そこで、魚を育てるほうが現実的ではないかと思ったのです。

 

育てやすい魚。

増えやすい魚。

食べられる魚。

できるだけ手間がかからない仕組み。

できればお金もかからない仕組み。

そこから、バランスドアクアリウムやアクアポニックスのような考え方に興味が出てきました。

 

 

たとえば、メダカ、ドジョウ、エビ、タニシ……、さらに水草を組み合わせます。

そして、その水槽の水を使ってクレソンやミズナ、豆苗のような水耕栽培を加えます。

 

水を循環させるポンプも、電気代をかけないためにソーラー式を使うことで、小さな水槽の中に、ひとつの生態系のようなものが作れるかもしれません。

 

もちろん、机上論です。

 

実際にやってみれば、水が濁るかもしれません。

魚が増えないかもしれません。

水草が増えすぎるかもしれません。

思ったほど食料にはならないかもしれません。

 

でも、そこが面白いのです。

 

FIREを目指すとき、多くの人はお金のことを考えます。

投資、節約、固定費の削減、収入の柱づくり。どれも大切です。

でも、私はもうひとつ大切なことがあると思っています。

 

それは、自分の暮らしをお金に依存しないようにすること。

 

お金をかけずに、野菜を育てられる。

お金をかけずに、水を管理できる。

お金をかけずに、生き物を育てられる。

イニシャルコストは今のうちに稼げばいいけど、ランニングコストは極力避ける仕組み。

まずは構想して、実践して、検証しする。

うまくいかなかったら原因を考え、改善できる。

 

こういう力は、すぐに大きなお金を生むものではありません。

でも、老後の安心感にはつながるとは思いませんか?

 

何かを買えなくなったら終わり、ではなく、自分で何とかする。

全部をまかなえなくても、一部を自分で何とかする。

その感覚があるだけで、暮らしに対する不安はかなり減ることでしょう。

 

しかも、これは我慢ではありません。

節約のために苦しむのではなく、実験として楽しめるのです。

そして、趣味でありながら、未来への備えでもあります。

もあしかしたら、その過程をブログやYouTubeにアップすることで、収益化も可能かもしれません。

 

FIREとは、単にお金を貯めて働かなくなることではなく、自分の人生を自分で設計することだと考えます。

お金を増やす力よりも、お金を使わずに暮らしていける力を持つことの方が結果的にはいいんじゃなないでしょうか?

 

そんなことを、今年のゴールデンウィークに、ひとりボーッと考えていました(笑)

皆さんは、どう思いますか?