暴落時にやるべきこと|“止めない・売らない・続ける”投資家の思考法

株式市場が暴落したとき、あなたはどう感じますか? 「怖い」「逃げたい」「一度やめようかな」—— そう思うのは自然なことです。

しかし、私は10年以上のインデックス投資を通して、 暴落こそが最大のチャンスであると確信しています。


暴落は「想定外」ではなく「想定内」

投資を始めた頃、私は暴落が来るたびに不安になっていました。 でも、ボーグルやエリス、マルキールの著書を読み、 市場とは「上がったり下がったりしながら成長するもの」だと理解してから、 不安はほとんどなくなりました。

暴落は年に1度、調整(10〜20%下落)は数年に1度。 それが“普通”の市場なのです。 だから、暴落が起きても慌てる必要はありません。 むしろ、「いつか来ると思っていたことが起きた」だけ。


私が暴落時に実際にやっていること

暴落が起きても、私は次の3つを徹底します。

  • ① 積立設定を一切変えない → iDeCoもNISAも、設定したら触りません。
  • ② 相場を見ない・ニュースを見ない → 感情がブレる最大の原因は「情報」です。
  • ③ 余剰資金があれば、静かに追加投資 → 「バーゲンセール」と捉える感覚です。

この3つをやるだけで、暴落時の不安は驚くほど減ります。 特に③は心理的に難しいですが、 「株価=企業の未来価値」と考えると、 一時的な下落はむしろ“チャンス”に見えてきます。


暴落時にやってはいけないこと

  • ✔ SNSやニュースを見て不安を増幅させる
  • ✔ 一時的に積立を止めて様子を見る
  • ✔ 「売って正解だった」と思ってしまう

一度止めると、再開のタイミングを失います。 そして、暴落を完全に避けようとする人ほど、 「安く買えるチャンス」を逃します。


私が信じる投資家の本質

ジョン・ボーグルはこう言いました。

「市場を信じなさい。長期的には、世界経済は必ず成長する。」

投資とは、経済の成長を信じる行為。 そして、自分の行動を信じる行為でもあります。 暴落に動じない人だけが、複利の恩恵を最大限に受けられるのです。


まとめ|暴落は“恐れる”のではなく“迎える”もの

  • 暴落は想定内。市場の一部として受け入れる
  • 積立を止めず、感情ではなく仕組みで動く
  • 暴落時こそ、真の投資家に変わるチャンス

私は、暴落を「市場が投資家を試すテスト」だと考えています。 合格する方法はただ一つ。 止めない・売らない・続ける。 それだけです。


📘 理論と数値で学びたい方 → 公式サイト(WordPress)
🪙 思想と実体験を読みたい方 → note

市場を予測しない勇気|ランダムウォーカーの思想

「株価はいつ上がりますか?」「今が買い時ですか?」 投資をしていると、誰もが一度は考える質問です。 しかし、私が長期投資を続けてきて分かったのは、 “市場を予測することに意味はない”という事実でした。


ウォール街のランダム・ウォーカーに出会って

私がこの考えにたどり着いたきっかけは、バートン・マルキールの名著 『ウォール街のランダム・ウォーカー』でした。

この本は、「株価の短期的な動きはランダムであり、誰にも読めない」 というシンプルな真実を教えてくれます。 つまり、「明日上がるか下がるか」を予測しようとする行為こそ、 最も非合理な投資行動なのです。


人は“予測”に安心を求める

私たちは先が見えないと不安になります。 だからこそ「専門家の予想」や「ニュースの分析」に頼りたくなります。 しかし、実際の市場はそのどれにも従いません。

マルキールが指摘するように、 過去のデータを見ても「誰も市場を読み続けて勝ち続けることはできない」。 予測をやめて、世界経済全体に“参加し続ける”ことが唯一の正解なのです。


予測しない=何もしないではない

市場を予測しないというのは、「放置」ではありません。 むしろ、長期・分散・積立を徹底する能動的な選択です。

たとえば、私はS&P500とオルカンに自動積立を設定しています。 どんなにニュースで「暴落」や「不況」と騒がれても、 積立設定は一切止めません。 それが「市場を信じる」という行動なのです。


投資の勝者は“我慢できた人”

ジョン・ボーグルもチャールズ・エリスも同じことを言っています。 「市場に勝とうとせず、市場に居続けなさい」。 インデックス投資とは、まさに“忍耐の投資”です。

短期の予測を捨て、長期の確信を持てたとき、 投資は一喜一憂から自由になります。


まとめ

  • 市場の動きはランダム。予測できないのが前提。
  • だからこそ、分散・積立・継続が最強の戦略。
  • 投資は「未来を読む」ことではなく「未来を信じる」こと。

市場を予測する勇気ではなく、 市場を信じる勇気を持ちましょう。 それが“売らない投資”の第一歩です。


📘 理論と数値で学びたい方 → 公式サイト(WordPress)
🪙 思想と実体験を読みたい方 → note

投資初心者が最初に読むべき名著7選|“売らない投資”を学ぶ本棚

投資を始めたいけれど、何から学べばいいのか分からない——。 そんな方に私がいつもおすすめしているのが、名著から学ぶ投資の本質です。

書店やSNSには「儲かる」「急成長」といった情報が溢れていますが、 本当に学ぶべきは「長期で再現性のある方法」を教えてくれる本です。 私はこれまでに100冊以上の投資本を読み、 その中で人生を変えた7冊を厳選しました。


1. インデックス投資は勝者のゲーム(ジョン・C・ボーグル)

インデックス投資の父・ボーグルが書いた名著。 「市場に勝とうとするな、市場に参加し続けよ」。 この一言に尽きます。 派手さはなくとも“売らない投資”こそ、最も確実で健全な資産形成です。


2. 敗者のゲーム(チャールズ・エリス)

「投資で勝つ」のではなく「負けない」ことが大切だと説く本。 感情を排除し、長期目線で続けることの難しさと重要性を教えてくれます。 私が「仕組み化と自動化」を重視するようになったのは、この本がきっかけでした。


3. ウォール街のランダム・ウォーカー(バートン・マルキール)

株価の短期的な動きはランダム。 だからこそ、予測ではなく「時間を味方につける投資」をすべきだと教えてくれます。 インデックス投資を理論で理解するなら、この本が最初の一冊です。


4. Just Keep Buying(ニック・マジューリ)

「とにかく買い続けろ」。 データで積立投資の強さを証明した行動経済の本。 市場を恐れず、止めない投資を習慣化するヒントが詰まっています。


5. 投資の大原則(エリス&マルキール)

エリスとマルキールの共著で、まさに投資の教科書。 「投資は人生の一部」「資産形成は習慣」という考え方が私の軸になりました。


6. 株式投資の未来(ジェレミー・シーゲル)

200年のデータを基に「株式こそ最もリターンの高い資産」と証明した名著。 歴史を知ることで、暴落時でもブレない軸を持てるようになります。


7. お金の大学(両学長)

難しい理論を分かりやすく学べる入門書。 家計・保険・投資の基礎がまとめられていて、初心者には特におすすめです。


まとめ

  • ボーグルとエリスは「投資の思想」を教えてくれる。
  • マルキールとシーゲルは「理論」を教えてくれる。
  • マジューリと両学長は「実践と行動」を教えてくれる。

名著は一度読むだけでなく、何度も読み返すほど深く学べます。 「知ること」から「続けること」へ。 それが、資産形成の最初の一歩です。


📘 理論と数値で学びたい方 → 公式サイト(WordPress)
🪙 思想と実体験を読みたい方 → note

不動産投資は“守り”の資産形成|時間と家賃が味方になる投資

不動産投資と聞くと、「リスクが高そう」「失敗したら怖い」と思う方が多いかもしれません。 でも、正しく理解すれば不動産は“守り”の投資です。 私はインデックス投資と不動産投資を10年以上にわたって組み合わせてきましたが、 この2つの相性は驚くほど良いと感じています。


インデックス投資は“攻め”、不動産投資は“守り”

インデックス投資は「世界経済の成長に乗る」投資。 一方、不動産投資は「家賃収入というキャッシュフローを得る」投資です。 つまり、株式が資産の評価益(資産が増える)を狙うのに対し、 不動産は現金を生む仕組みをつくるのが目的です。

私が不動産投資を始めた理由はシンプルでした。 「インデックス投資だけではキャッシュフローが出ないから」。 資産は増えていくけれど、日々の生活に直接の現金は生まれません。 そこで、不動産を加えることで“毎月の手残り”を得られる仕組みを作りました。


家賃収入が時間を味方につける

毎月家賃が入り、返済をしていくうちに、 少しずつ借入残高が減り、純資産が増えていく。 そして物件価格がインフレに連動して上がれば、 ローンは実質的に「目減り」していきます。

私はこれを「時間が味方をしてくれる投資」と呼んでいます。 人が働かなくても、家賃がローンを返し続けてくれる。 これほど再現性のある“守りの仕組み”は他にありません。


実際のシミュレーション

たとえば、1億円の物件を自己資金1,000万円で購入し、 家賃収入月58万円、返済月33万円とします。 年間キャッシュフローは約150万円。 15年後に8,000万円で売却すれば、税引後IRRは13%以上。

この数字だけを見ると派手に見えますが、 実際はコツコツと返済し、家賃を積み上げる堅実な投資。 毎月の現金収入が安定していることこそが、 不動産投資の最大の魅力です。


インデックス投資との組み合わせが最強

株式投資=評価益、 不動産投資=現金収入。 この2つを組み合わせることで、 「増やす」「受け取る」を両立できます。

株式市場が不安定でも、不動産の家賃は安定しています。 一方で、インデックス投資が上昇しているときは、資産全体が大きく伸びる。 どちらかが支え合う構造が理想です。


まとめ

  • 不動産は「守り」の投資。安定した家賃収入で資産を支える。
  • インデックス投資と組み合わせると、攻守のバランスが取れる。
  • お金が働き、時間が味方する仕組みを作ることが重要。

投資で大切なのは「売る」ことではなく、「仕組みを持つ」こと。 不動産はまさにその代表です。


📘 理論と数値で学びたい方 → 公式サイト(WordPress)
🪙 実体験と思想を読みたい方 → note

iDeCo×NISAの黄金バランス|“攻め”と“守り”を両立させる資産形成術

投資を始めると、多くの人が最初に迷うのが「iDeCoとNISA、どっちを優先すればいいの?」という質問です。 結論から言えば、どちらも目的が違うからこそ、両方やるのがベストです。

私は2013年にiDeCoを始め、2018年にNISAを、そして2024年には新NISAへ移行しました。 それぞれの制度を10年以上運用してきて感じるのは、 「攻めと守りのバランスこそが、長期で生き残る鍵」だということです。


iDeCoは“守り”の投資

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、節税効果が圧倒的に高い制度です。 掛金が全額所得控除となり、年収1100万円なら年間5〜6万円の税金が戻ってきます。 この「税金が戻る」効果は、どんな運用益よりも確実です。

ただし、デメリットもあります。 60歳まで引き出せないという流動性の制限。 だからこそ、iDeCoは“老後資金の守り”として割り切ることが大切です。


NISAは“攻め”の投資

NISA(少額投資非課税制度)は、いつでも引き出せる自由度が魅力。 私はつみたてNISAを通じて、毎月コツコツとS&P500やオルカンに投資を続けてきました。

この仕組みを教えてくれたのが、 ジョン・ボーグルの『インデックス投資は勝者のゲーム』と、 チャールズ・エリスの『敗者のゲーム』でした。 二人は共に「市場に勝とうとせず、市場に参加し続けよ」と説いています。

つまり、NISAは“攻め”のように見えて、実は“淡々と続ける守り”の仕組みでもあります。


2つを組み合わせると、最強になる

iDeCoとNISAは、まさに車の両輪です。

  • iDeCo:節税で守る(老後資金)
  • NISA:複利で攻める(中長期資金)

この2つを同時に活用すれば、 ・税金を減らしながら ・資産を増やし ・将来の自由を確保できる。 この“黄金バランス”が、サラリーマンにとって最も再現性の高い資産形成モデルです。


私が実践している割合

私は「つみたてNISA:月10万円」「iDeCo:月2.3万円」を継続しています。 合計で月12.3万円、夫婦で24.6万円。 これは「将来の自由を買うための自己投資」だと思っています。

そして、投資先は全て低コストのインデックスファンド。 売らずに、ただ積み立てるだけ。 このシンプルな仕組みを続けることで、複利の力が最大限に働きます。


まとめ

  • iDeCo=節税の守り
  • NISA=資産形成の攻め
  • 両輪で回すことが最も堅実な戦略

投資の世界では、派手な戦略よりも「続けられる仕組み」が勝ちます。 制度を知り、習慣にすること。 それが経済的自由への最短ルートです。


📘 理論と数値で学びたい方 → 公式サイト(WordPress)
🪙 実体験と思想を読みたい方 → note

Just Keep Buying|積み立て続ける力があなたの未来を変える

「いつ買えばいいですか?」 投資を始めたばかりの方から、よく聞かれる質問です。 でも、私の答えはいつも同じです。 「いつでもいい。とにかく続けてください」

この考えを形にしたのが、ニック・マジューリの著書『Just Keep Buying』です。 この本のメッセージは驚くほどシンプルで、そして力強い。 「とにかく買い続ける人が、最終的に勝つ」 ——まさに私が10年以上の積立投資で実感してきた真実です。


市場を予測するのは不可能

誰も未来の株価を正確に予測することはできません。 バートン・マルキールの『ウォール街のランダム・ウォーカー』でも語られていますが、 短期の値動きは完全にランダムです。

だからこそ、タイミングを狙わず、時間を味方につける。 毎月一定額を積み立てることで、平均取得単価を下げ、リスクを自然に分散できます。


続ける人だけが勝つ

ニック・マジューリはデータで証明しました。 市場の上下に関わらず、「継続した投資家」が最も高いリターンを得ていると。 これは私自身の経験とも完全に一致します。

暴落が起きても、私は積立を止めませんでした。 2020年のコロナショック、2022年の金利上昇局面。 どちらの時も、不安はありましたが、手を止めなかった。 数年後、その“行動しなかった勇気”が大きなリターンに変わりました。


「買う勇気」より「続ける覚悟」

短期的に見ると、株価は乱高下します。 でも、長期で見れば右肩上がり。 インデックス投資とは、「世界経済そのものの成長に乗る」こと。 つまり、人類の発展を信じる行為です。

ジョン・ボーグルは言いました。

「市場を信じ、世界を信じ、人間の成長を信じなさい。」
だから私は、投資の本質を「買う勇気」ではなく、 「続ける覚悟」だと思っています。

 


まとめ

  • 未来は予測できない。だからこそ定期積立。
  • 暴落時も止めない。行動しない勇気が大切。
  • 投資は“才能”ではなく“習慣”で勝つ。

今日の一歩が、10年後のあなたの自由をつくります。 「Just Keep Buying」──それだけでいいのです。


📘 理論と数値で学びたい方 → 公式サイト(WordPress)
🪙 思想と実体験を読みたい方 → note

つみたてNISA完全ガイド|名著に学ぶ「売らない投資」の真髄

投資は才能やセンスではなく、「考え方」と「続け方」で決まります。 私は長年、インデックス投資を通じて資産形成を続けてきましたが、 その考え方の土台になったのは、世界中で読まれる名著たちでした。


インデックス投資は「勝者のゲーム」

ジョン・ボーグルが書いた『インデックス投資は勝者のゲーム』。 彼が提唱したのは「市場に勝とうとするのではなく、市場そのものに投資せよ」という思想です。 投資家の多くは市場を出し抜こうとして失敗します。 しかし、市場全体に長期で投資すれば、誰でも勝者になれる。 それがボーグルの教えです。

私はこの言葉をきっかけに、「自分の努力では市場に勝てない」と悟りました。 だからこそ、低コストのインデックスファンドを長期で持ち続けることをルール化しました。


チャールズ・エリスが語る「敗者のゲーム」

敗者のゲーム』(チャールズ・エリス)は、投資の本質を鋭く突いた一冊です。 エリスはこう言います。

「プロの投資家同士が競う市場では、勝者を目指すよりも、 負けない戦略を選ぶことが賢明である。」

つまり、大きなミスを避け、コストと感情をコントロールすることが重要なのです。 私はこの考えを家計管理や不動産投資にも応用しています。 「攻め」よりも「守り」を重視し、長期的に生き残る設計をする。 それが真の資産形成だと思っています。


ランダムウォーカー理論が教えてくれたこと

バートン・マルキールの『ウォール街のランダム・ウォーカー』では、 「株価の動きは予測できない」という事実が語られます。 短期的にはランダムでも、長期では経済成長に連動する。 この考え方が、私の投資哲学の基盤になりました。

私たちは未来を正確に予測することはできません。 しかし、時間を味方につけることは誰にでもできます。 20年、30年という時間軸で見れば、世界経済は右肩上がりに成長してきました。 この「歴史的な事実」を信じて積み立てを続けることが、最大のリターンを生みます。


Just Keep Buying──積み立て続ける力

ニック・マジューリの『Just Keep Buying』は、 私の考えをまさに言語化してくれた本です。 タイトルの通り、「とにかく買い続けること」が最も合理的な戦略だと説いています。

相場が下がっても、積立を止めない。 暴落こそチャンス。 淡々と積み上げることで、平均取得単価を下げ、将来のリターンを最大化できます。 私もこのシンプルな行動を10年以上続けてきました。 結果として、どの年も「止めなかったこと」が最大の勝因になっています。


エリスとマルキールの「投資の大原則」

投資の大原則』では、二人の巨匠が投資の普遍的ルールを整理しています。 特に心に残るのはこの一節です。

「投資とは、未来の自分を豊かにするための習慣である。」

つまり、投資は「短期で儲ける手段」ではなく、 自分と家族の人生を守る仕組みづくりだということ。 この言葉が、私が「売らない投資」を提唱している理由です。


ジェレミー・シーゲルの「株式投資の未来」

最後に、『株式投資の未来』(ジェレミー・シーゲル)です。 彼は200年以上のデータから、「株式は長期的に他の資産を上回る」と証明しました。 インフレに強く、長期で安定的にリターンをもたらす。 これもインデックス投資を続ける強い根拠になっています。

私自身、シーゲル教授の研究を信じて 「株式=リスクではなくリターンの源泉」と捉えるようになりました。


まとめ:投資の真髄は「続けること」

  • 市場に勝とうとせず、市場に参加する(ボーグル)
  • 負けない戦略を取る(エリス)
  • 未来を予測せず、時間を味方につける(マルキール)
  • とにかく買い続ける(マジューリ)
  • 株式を信じ、複利を活かす(シーゲル)

これらの哲学はすべて「売らない」「続ける」「信じる」に集約されます。 つみたてNISAは、その思想を誰でも実践できる最強の仕組みです。


📘 理論と数値で学びたい方 → 公式サイト(WordPress)
🪙 実体験と思想を読みたい方 → note

共働き夫婦が経済的自由を手に入れるまでの道のり|時間・お金・心の3つの自由を築く

経済的自由とは「働かなくても生活できること」ではありません。 本当の自由とは、好きな仕事を選び、家族との時間を大切にしながら、お金の不安なく生きることです。

共働き夫婦だからこそできる堅実な資産形成。ここでは、実際に私たち夫婦が実践してきた「経済的自由までのステップ」を紹介します。


第1ステップ:生活費の最適化と家計の見える化

最初に取り組むのは、節約ではなく最適化です。 不要な支出を削るよりも、「価値を感じない支出」をなくすことが大切。

  • 家計簿アプリで支出を見える化
  • 固定費(通信費・保険・サブスク)を見直し
  • 口座を「生活費」「投資」「教育」の3つに分ける

これで、1円単位で節約しなくても毎月のキャッシュフローが改善します。


第2ステップ:収入の自動振り分けを仕組み化する

家計を整えたら、次は自動化です。 給料日に自動でお金が振り分けられるようにすれば、意思の力に頼らずに資産が増えます。

例えばこんな配分です:

  • 生活費:50%
  • 投資・貯蓄:30%
  • 教育・旅行・特別支出:20%

ポイントは「生活費を増やさず、収入が増えた分だけ投資を増やす」こと。これが時間の味方になります。


第3ステップ:投資の“柱”をつくる

共働きの強みは、安定収入が2本あること。1つは生活を支え、もう1つを将来の柱(投資)にできます。

我が家では、以下の2つを中心にしています:

  • インデックスファンド(S&P500・全世界株)
  • 不動産投資(キャッシュフロー+長期保有)

どちらも「再現性の高い方法」で、複利の力を活かす長期戦略です。


第4ステップ:お金に働かせ、時間を取り戻す

経済的自由とは、資産があなたの代わりに働く状態。 配当・家賃・値上がり益などから得られる収入が生活費を超えると、時間の自由が生まれます。

私たちの場合、共働きの給与収入+投資収入で生活を完全にカバー。 お金のために働くのではなく、人生の目的のために働くステージに入りました。


第5ステップ:心の自由を持つ

経済的自由の最終段階は「心の自由」。 貯金が増えても、他人と比較していたらいつまでも不安は消えません。 大切なのは、自分軸で生きる感覚を持つことです。

家族と過ごす時間、健康、学び。 この3つを守るためにお金を使うと、幸福度が高まります。


まとめ

  • ① 家計の最適化 → 無駄を減らす
  • ② 自動化 → 意思に頼らない仕組み
  • ③ 投資の柱 → 複利を味方に
  • ④ 時間と心の自由 → 経済的自由の完成形

共働きだからこそ、資産形成の再現性は高い。 夫婦で力を合わせ、仕組みで未来をデザインしましょう。


📘 理論と数値で学びたい方 → 公式サイト(WordPress)
🪙 想いや体験談を読みたい方 → note

資産形成はダイエットに似ている|自己管理と継続が成果を生む理由

資産形成とダイエット。一見まったく違うようですが、実は「成功の原理」は同じです。どちらも欲をコントロールし、継続を習慣化することがすべて。

私自身、2年前に健康診断でウエストが84cm。「あと1cmでメタボ」と言われたのをきっかけに、1年間で4kg減量しました。その経験から、資産形成の本質が見えてきたのです。


最初は「我慢」が必要なフェーズ

ダイエットの最初は空腹との戦いです。「もう少し食べたい」という欲を抑え、自分にルールを課す。それができるかどうかが最初の分かれ道です。

資産形成も同じ。最初のうちは、使いたい気持ちを抑えて投資に回す痛みがあります。友人が旅行やブランド品にお金を使っているときに、自分は積立投資。ここで多くの人が脱落します。


仕組み化すれば「努力」は不要になる

ダイエットも資産形成も、続けるコツは仕組み化です。食事をあらかじめ決めておく、間食を買わないようにする。投資なら、給料日に自動で積立設定しておく。

仕組みを作ってしまえば、意志の力は不要です。人間の意志は弱い。でも、仕組みは裏切りません。


続けることで「維持フェーズ」に入る

私は1年続けて、体重−4kg、ウエスト−4〜5cmを達成。その後は維持フェーズに入りました。食べ過ぎた日は翌日調整。習慣ができると、自然とコントロールできるようになります。

資産形成も同じで、1年、2年続けると相場の上下に動じなくなります。複利の効果が見え始めるのもこの頃。やがて“投資をしている感覚”すら薄れ、資産が自然に増えていくのです。


ダイエットと資産形成の共通点

  • 欲のコントロール:食欲も物欲も自分次第。
  • 仕組み化:続けるための環境を整える。
  • 継続:短期ではなく年単位で取り組む。
  • 習慣化:意識せずにできる状態まで続ける。

継続の先にある「自由」

最初の1年は我慢。2年目からは慣れ。3年目には自由。ダイエットも資産形成も、時間を味方にできる人が最終的に勝ちます。

投資で成果を出すのは、「運」でも「才能」でもありません。自分を律し、習慣を守れるかどうか。それだけです。


まとめ

  • 資産形成は「自分をコントロールする力」の訓練
  • 仕組み化+継続で努力を減らす
  • 最初の痛みを超えると「自由」が待っている

関わる人すべてが、自分らしく豊かな人生を歩めるように。
ファイナンシャル・プランニングで「学び」と「行動」を支援しています。


📘 理論と数値で学びたい方 → 公式サイト(WordPress)
🪙 想いや体験談を読みたい方 → note

こんにちは。共働きサラリーマン資産家夫婦として、インデックス投資と不動産投資の二本柱で資産形成を進めている私たちのリアルな記録をお届けします。


 

私たちの目標は、15年で不動産からの年間キャッシュフロー1,000万円を実現すること。この記事では、実際の数値をもとに、その道筋をすべて公開します。


 

◆ 不動産投資の基本モデル

購入した物件は以下の通りです。

  • 物件価格:1億円

  • 自己資金:1,000万円(諸経費込み)

  • 融資:9,500万円/金利2.3%/期間35年

  • 家賃収入:月58万円(年間700万円)

  • 月返済:33万円

  • 手残りキャッシュフロー:月12万円(年間約150万円)

 

◆ 現在の収入構造

私たち夫婦の手取り収入は、月70万円+ボーナス620万円。年間では約1,400万円ほどです。生活費は月30万円前後に抑えており、残りは教育・投資・貯金に自動的に振り分けています。

 

この黒字体質の家計が、不動産購入のための自己資金を生み出す基盤になっています。

 

◆ 現在の状況と次のステップ

現在、2棟のアパートを保有し、年間キャッシュフローは約300万円。ここから2〜3年に1棟のペースで新たな物件を購入し、15年後には年間CF1,000万円のポートフォリオを完成させる計画です。

 

📈 不動産購入シミュレーション

期間 保有棟数 年間CF 戦略
現在 2棟 300万円 キャッシュを貯めながら安定運用
5年後 4棟 600万円 自己資金+CFで再投資
10年後 6棟 900万円 繰上返済+資産拡大
15年後 7棟 1,000万円 年間CF1,000万円を達成


 

◆ 潜在的キャッシュフローとインフレ耐性

表面的な手残りCFだけではなく、ローン返済の元本分も「見えない資産増加」です。例えば年間150万円のCFに加えて、元本返済分が年間150万円あれば、実質の資産増加は年間300万円。

 

さらに、不動産はインフレに強い資産。家賃や物件価格は上がっても、借入金の元本は名目固定のまま。つまり、不動産価値は上昇し、借金は実質的に軽くなる構造です。

 

◆ 守りの投資戦略

  • 突発的な修繕に備え、常に数百万円の現金リザーブを確保

  • 家賃の一部を修繕積立として別口座管理

  • ボーナスは次の頭金・繰上返済・修繕費に充当


 

この「守り」の姿勢こそが、不動産投資を長期で成功させる最大のポイントです。


 

◆ 働きながら資産を育てる生き方

FIREを目指すのではなく、会社員として社会に貢献しながら、資産からの収入を増やしていく。お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせる人生を目指しています。

 

◆ まとめ


  • 家計の黒字化で投資余力を確保

  • 堅実な融資と現金リザーブでリスクを抑制

  • 2〜3年に1棟ペースで積み上げる再現性ある戦略

  • インフレ耐性を生かした「守りの資産形成」


 

15年で年間CF1,000万円を実現する。
これは特別な才能ではなく、正しい知識と継続で誰でも到達できる目標です。


 

▼さらに詳しく知りたい方は、以下をご覧ください👇

 

共働きサラリーマン資産家夫婦の売らないお金の学校(公式サイト)はこちら

 

共働きサラリーマン資産家夫婦の売らないお金の学校(note版)はこちら