AIが営業にとって変わる時代は、そこまで来ていますが、「お世話係り」としての仕事は彼ら(AI)には、今のところ無理ではないかと思います。

人間は、小さな嘘をつきます。
悪意はありません。特にプライベートな部分をさらけ出さないといけない「住宅」や「自動車」などの購入シーン。いわゆるローン支払いが絡む時がそうなります。

年収や過去のローン遍歴、はたまた家族の意見、
自分の本当の考え、様々なことにフィルターをかけて発言するケースがそれです。

理由は、
○営業担当、会社に対する不安 警戒心
○恥ずかしさ
○見栄
○変なプライド

この、感情の機微にはまだ、AIもついてこれないと思います。

「感情の機微」
言葉の後ろに隠れる本音、これは統計ベースの積み重ねではなかなか難しく、人間観察や人に対する思い(時には暑苦しいぐらいの)で知ることが出来るのではないかと考えます。

「嫌よ嫌よも好きのうち」
昔の人はうまく言ったものです。人は時に思っていることとは違う発言をします。
夫婦の会話でもよくあるでしょう?

奥さんが
「今度の週末、あなたの誕生日なんだけど高校時代の友人と泊まり掛けで温泉行ってきていい?」
ご主人
「別にいいけど…」

ありますよね、「別にいいけど」本音は良くはない。(笑)
感情や感覚的なことは、空気で読み取っている部分が多いのです。記載の夫婦、奥さんも旦那がいい感情ではないことには気づいています。

人、特に日本人はこの「空気」を気にします

空気が重い
あの人がいるとなんか空気が和むよな
空気を読めよ!
などなど

まだまだ、営業にできることAIが苦手なことは、あります。
人にしか出来ないことがあるのです。

でも、そのうちに「感情の機微」を汲み取り人間以上に「思いやり」のできるAIになる時がきます。

そうなったらどうするか?
彼ら(AI)以上に相手心理を読み取ればいいのです。
あなたも相手も同じ「人」なのですから

もともと人は曖昧でよくわからない部分を持っています。

時には説明のつかない感情の変化、
悲しいのに笑う
嬉しいのに泣く

これが「人」という生き物です。