先日 ある契約で出かけた時、収入印紙を用意していないことに気づきました。

道すがらにある、初めて入った郵便局、混雑もなかったのでカウンターに立ちました。

 

ひとりの女性職員さんが忙しそうに対応されていました。奥に男性と女性の職員が3人。

誰も前にこようとはしません。その時、一人の女性職員さんがが私のいるカウンターの向こうを通りました。

私は思わず

「すいません 印紙がほしいのですが」と投げかけたところ 

無反応 無視でした。

元来声は大きいほうなので聞こえていないことはないと思います。

 

そのうちに ひとりで対応していた女性が「すいません お待たせしました」と言って対応してくれました。

印紙は購入できたのですが、彼らの「こころ」がわかりませんでした。

 

担当が違う

受付接客は受付がする仕事

私たちは 違う仕事

 

働く人の給与は 決して会社や所属団体からもらうのではありません。

直接はそこから支給されていても 事実は皆さんのサービスや商品を購入する顧客からいただくものなのです。

 

顧客の面前に出る限り、

出納係も支店長も関係ありません。

住宅業界であれば 設計も工務も経理も関係ないのです。

皆「営業会社」の人間なのです。

 

緊急を要するドクターなら仕方ありませんが、声掛けはあっても「無視」はありません。

毎月の給与は 顧客の財布から出たお金が集まって皆さんのところに届いているのです。

 

どこを向いて仕事をしているか、くだんの郵便局の局長は良く考えたほうが良いと思います。

そう スタッフが悪いのではありません。

そこにいる「長」と呼ばれる人が もっとも悪いのです。

 

会社にしても拠点にしても支店にしても その場所に存在するトップより大きく立派なスタッフは生まれません。

「長」と呼ばれる人の背中を見て 仕事をしている人が多い、これが残念ながら現実なのですから。