お詫び

ずいぶん”久しぶり”の記事になってしまいました

こんなブログでも読んでくださっている方がいるのに、

ここのところずっと更新できない状態で本当に申し訳なく思っています。

今までは子供を寝かしつけてからブログの記事を書いていたのですが、

最近チビの寝つきが悪くて…

１２時近くまで振り回された挙句、なかなか寝てくれないので

私も一緒に寝てしまうことが多いのです

それに加え…

アメブロの使い勝手の悪さに参っています

やっとできた暇な時間に更新しようと思ったら、

絵文字が表示されない。。

プレビューボタンを押すと、文字色や文字サイズが勝手に変わる。。

同じくプレビュー表示の際に行間が勝手に増える。。

頻繁にページエラーが出て更新できない。。

私の使い方が悪いのかと思い、

アメーバに原因を問い合わせても

「コピー＆貼り付けが原因の可能性が。」

やってません。

「他のブラウザで試してください。」

試しました。

「１時間以内に編集を」

してます。

と、明確な原因は分からず仕舞い。

一応ヘルプを隅々まで読んで

いろいろ試したうえで問い合わせているので、この答えにはがっかりでした。

何度も何度も同じ記事を書き直して最終的には正常に表示されるので、

きっと何か原因があるのだと思いますが

運営されている方が「原因が分からない」というのはちょっと…

無駄に時間を使うのにもうんざりしてしまって、

読者になってくださった方には本当に本当に申し訳ないのですが

しばらく更新できずにいます

まだ書き始めたばかりですが、他社に引っ越すことも検討しています。

「５年越しで付き合っているストレスを少しでも軽くできたら」

という思いで書き始めたこのブログが、

別のストレスの原因になっては元も子もないので

無責任なことば重々承知ですが、

しばらくの間、”放置”という形になってしまうことを

どうぞお許しください

ｖｏｌ．１６ 「夢？」

帰宅した私は、ぼんやりした頭のまま

買ってきたお弁当を食べました

あまりにも都合の良い展開に頭が付いていきません

もしかして、夢じゃないよね。。

私は本気で心配になり、

先ほどやり取りしたはずのメールを開いてみました。

　：

　：

残念ながらというべきか、幸いというべきか…

私の記憶どおり、彼のメールは存在していました。

私の妄想ではないようです

約束の日は1月19日…

今週末の日曜日です。

一体、彼は何を考えているのでしょうか。。。

実は…

彼が提案してきた「ＣＤを買うアドバイスを…。」というのは、

いずれ私がお願いしようとしたことなのです

もう少しプライベートで仲良くなったら、

それを口実に休日のデートに誘えれば…。

そう考えていたのに、まさかこんなに早く実現するなんて！

しかも彼の方から誘ってくれた

私の胸は高鳴るばかりで、少しも治まりそうにありません。

その夜は…

何度も何度も彼からのメールを読み返すうちに眠りに落ち、

気が付くと朝になっていました。

　：

　：

２日後…

私はいつもより少し遅く出勤しました。

特に意味があったわけでなく、ただ寝坊しただけなのですが

時計を気にしつつ、小走りで玄関に駆け込みます。

まだ”遅刻”というほどの時間ではありませんが、

始業前には事務室内の掃除をする習慣になっているので

他の人たちはもう出勤しているでしょう。

急いで自分の下駄箱を開けると…

上履きの上に封筒が乗っていました。

これは…

先日のメールでたくや先生が言っていた

東京行きの切符だと思われます

すぐに封筒を開けたいところですが、

残念ながら始業時刻が迫っています

坂口　　　「おはようございまーす」

まゆら　　「おはようございます」

私の後ろから、同じように小走りで玄関に入ってくる坂口先生。

私も急いで封筒をバッグに入れると、事務室へ走りました

　：

　：

～ヨダカ市が５時をお知らせいたします～

まゆら　　「おつかれさまでした～。」

同僚　　　「おつかれさまでした～。」

私は急いで自分の車に乗り込みます。

これを入れた相手も中身も分かっているのですが
バッグの中に入れた封筒が気になって気になって

バッグか取り出した封筒を手に深呼吸…。

封筒を開けると、

中には新幹線の切符と２つ折にされたメモ用紙が１枚入っていました。

メモ用紙を開きます。

「

１．新幹線の切符、入れときます。（ホント気にせず使って！）

　　新幹線の駅までの分は切符買ってください。

　　（区間を間違えて買ったら変更してもらえなかったので…。）

　　ゴメンネ！

２．一番前の車輌で待ち合わせましょう。

　　僕は西カモメの駅から乗りますので。

３．時間の確認です。

　　ヨダカ駅　－　西カモメ駅　－　カワセミ駅　　　＝　　　東京

　　○：○○　　　　△：△△　　　　　□：□□　　のりかえ　　9：53

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」

一見事務的とも取れる内容ですが、

私はこのメモから彼の一面が見えた気がして嬉しくなりました

…間違いに気づいて、慌てて切符の変更をお願いしている彼。。

…駅員さんに冷たく却下されて大袈裟に残念がっている彼。。

…一生懸命時刻表を調べている彼。。

そんな光景が想像できて、ついつい口元が緩んでしまいます。

そして

意外とマメ…っていうか細かい人なんだ～

私だったら、こんなに細かい時間まで書かなかったでしょう。

彼の学校での落ち着きのない行動や、書類の不備の多さからすると

ちょっと意外でした。

なんか、子供扱いされてない

一瞬そう思いましたが、せっかくのご好意です。

切符もメモの内容も、ありがたくいただくことにしました。

すぐにでもお礼を言いたいところですが、彼はまだ仕事中です。

私は一旦家に帰ると、時間を見計らって彼にメールを送りました。

「切符いただきました。

　　私が乗る電車の時間まで細かく調べていただいて

　　ありがとうございますm(_ _ )m

　　私がお願いしたことなのに、ホントにすみません(^_^;)」

彼は帰りの電車の中だったらしく、すぐに返事が返ってきました。

「いえいえ(^-^)誘ったのは僕の方ですから。

　　気にしないで使ってくださいね。

　　ところで、東京まで行くのにＣＤを買うだけだともったいないと

　　思うんですが、どこか行きたい所とかはありますか？」

行きたい所ね…

うーん、難しいなぁ

「私がいつも行くのは原宿とかお台場とか…。

　　どうしてもショッピング中心の場所になってしまうので

　　ちょっと合わないですね(^▽^;)

　　どこかには行きたいですが、特に”行きたい所”というのは

　　思いつかないです。」

「じゃあ、適当に銀座をぶらぶらして、

　　後のことは行きの新幹線の中で相談しましょう。

　　どこかリクエストがあれば考えておいてください。

　　僕も探してみます。」

「分かりました☆お願いしますm(_ _ )m

　　日曜日まであと１日ですね。楽しみにしてます(^∇^)」

「僕も楽しみにしてます。」

その後も、他愛もない内容で返信を繰り返し

結構な時間がたってしまいました

…この方、なかなか終わらせてくれないんです

私は「楽しみにしてます。」で終わりのつもりでしたが、

彼はそうではないらしくて…

好きな人とのメールは楽しいし、嬉しいです。

でも、あまり意味のないやり取りを繰り返していると

段々面倒になってきます

結局、もう１度「楽しみにしてますね。」で話題を切り上げ、

ちょっと強引に終わらせました。

疲れた～

実家暮らしの彼とは違って、

私には家事という仕事が待っています。

コレが一人暮らしと実家住まいの感覚の違いかな～

または、男性と女性の感覚の違いでしょうか？？

同じく一人暮らしの友人とは、メールでも電話でも

手短に用件を済ませるのが癖になっていたので、

なんだか気疲れしてしまいました。

これから夕食を作る気にはなれません。

また今日もお弁当かぁ

ここ数日手抜きになっているのを自覚しつつ、

私は近所のスーパーに向かいました

まだ探り合っている状態とはいえ

好きな人を相手に”メールのやり取りが疲れる”ということが

あるでしょうか。。

でもこの時の私は

彼への興味、そして恋愛への興味が先立って

他の感情に鈍くなっていたのでしょう。

淡く淡く浮かんできたこの感覚を見逃してしまいました。

それは、これからの彼との関係の中で

段々はっきりしたものになっていくことを、

この時の私は知りませんでした。

To be conｔｉｎｕｅ…

この時すでに、なんとなく

「この人とはちょっと合わないかも。。」と

感じていたのかもしれません。

仕事に集中するのが大変でした

ｖｏｌ．１５ 「たくや先生の提案」

私がメールを返信してから

すでに３０分以上が過ぎています。

この時間差には何か意味があるのでしょうか？？

少し怪訝に思いながらも、メールを開きました。

「僕が持っているＣＤをお貸しするのは全然構わないんですが、

　　　もしよかったら、まゆらさんがＣＤを買いに行くのに

　　　一緒にお付き合いましょうか？」

…何っ

思ってもいなかった提案に、一瞬頭の中が真っ白になりました。

落ち着け、落ち着け～

メールには、まだ続きがあります。

「その方がいろいろアドバイスできると思います。

　　　まゆらさんが迷惑でなければですが、いかがですか？」

「いかが」も何も、迷惑なわけがありません

私にとってこれ以上都合の良い申し出はないのですから

私の返事は決まっていました。

「迷惑なんてとんでもないです

　　　いつもＣＤを買いに行っても

　　　どうやって選べば良いのか分からなくて(^_^;)

　　　もし付き合っていただけるなら、とっても助かります☆

　　　でも…本当に良いんですか？(・_・;)」

本当は「ぜひお願いします」と言いたいところですが、

あまり積極的なのも図々しいと思います

私的には、できるだけ控えめにお願いしたつもりです。

「僕は構わないですよ。

　　　お店は僕がよく行く所で良いですか？

　　　その方が僕も様子が分かるので。

　　　日にちですが、まゆらさんのご都合はいかがですか？」

「そう仰ってくださるなら…すみませんがお願いしますm(_ _ )m

　　　もちろん、お店はお任せします。

　　　日にちは…私の都合より先生の都合で決めてください。

　　　私の方は特に予定はありませんから(^-^)」

「じゃあ、お言葉に甘えて(^-^)

　　　18日は用事があるので、19日でどうですか？

　　　銀座の山○楽器というお店です。

　　　ちょっと早めの時間に出ないといけませんが。」

銀座

…銀座って、あの銀座だよね

「19日で大丈夫です☆

　　あの…違ってたらすみませんが、念のため。

　　”銀座”って東京の”銀座”ですよね～？(^o^;)」

お願いです違うと言ってください

「そうですよ。東京の銀座です。

　　新幹線の切符は僕が買ってきてお渡ししますね。」

ああ、やっぱり…

「うわ～(*_*)

　　私、銀座なんて行ったことないですよ！

　　いえ、それより…

　　付き合っていただくのに切符まで買わせたら申し訳ないです！！

　　自分で買いますから、大丈夫ですよ～(^_^;)」

「店の指定をしたのは僕ですから。

　　気にしないで使ってください(^-^)

　　用意できたら、まゆらさんの下駄箱に入れておきますね。」

元はといえば私が仕組んだことなのです。

それなのに東京までの切符まで買わせては、私の立場がありません

ですが…

その後何度遠慮しても「気にしないで」の一点張り。。

結局私の方が根負けしました。

「分かりました。

　　じゃあ、楽しみにしてます。おやすみなさい。」

「僕もです。おやすみなさい。」

　：

　：

うわ～

いきなり東京ですか？？

しかも銀座？？

……。

それよりも…

これって…

デートってこと？？？

もうＣＤどころではありません。

昨日と同じく何も買わないまま、私は帰宅しました。

To be conｔｉｎｕｅ…