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ふらっと1人でいつもの月イチ企画をしてきました。まあ、今回は気になるグルメ編です。

ここは名古屋にあるタンメン専門店ニュータマヤです。国道41号線沿いにあるので結構目立ちます。

いい感じの佇まい。いい感じの看板の字体。好きだなぁ。

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券売機は店の外にある。台風の日とか機械が壊れないのかなぁとか考えながら、何にしようか考える。やはり基本の、左上の「タンメン700円」にする。「唐揚げ」も食べたいなぁと思いながらも、ここはガマン。

店内はカウンター10席くらいのみ。...だったと思う。店主は60歳くらいの男性、調理担当。あとは、65歳くらいのおばちゃん2人。注文を聞いたり、出来たタンメンを出す係。赤いバンダナを頭に被り、高齢でも活気のある感じがありいい。ここで若い女の子では雰囲気も対応も違和感が出るだろう。人生経験という言葉で片付けるには足りないくらい、こういう方々の対応はじつに心地いい。

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出てきたタンメン。そう野菜炒めを載せたラーメンだ。「タンメン」だとか「タンタンメン」だとか、ぼくの中ではややこしくて、しっかりと調べてみた。

諸説あるのでざっくり言うと、「タンメン」とは「湯麺」、肉野菜炒めラーメン。スープも肉野菜炒めから出た汁を使う。一方、タンタン麺は「担々麺」ちょっと辛そうで挽肉が載ってる、そんでゴマがたくさんスープに入ってるヤツね。

で、このタンタン麺がじつに美味い。そして懐かしい。懐かしい味ですねーってテレビでコメントが出るとまず、美味しくない。でも、これは懐かしくて美味しい。子供の頃に「出前一丁」で作ってくれた母親の野菜たっぷりラーメンのプロ版と言ったとこでしょうか。

こういう具の多いラーメンの場合、麺は細いとダメ。ここの麺は細く見えるのに食べて見ると太く力強く感じる。茹で加減も絶妙。

そして、食べて数時間後にも野菜炒めの風味が口の中に残り、また食べたくなる。

やるな、このタンメン。