恐ろしい回だと思ったら次週予告でもっと怖かった。
鎌倉殿とは違う地獄の更新だ。
茶々が怖い。
本音と嘘を織り交ぜてくる。
これは見抜くの難しい。
はしゃいでいなければどうにかなりそうは多分本音。
母は徳川様の援軍を待っていたと事実を伝え、家康を揺さぶる。
「父だと思っておりました」
「父だとお慕いしても?」と畳み掛ける。
※妹たちが盛り上がってた時にバッサリ「我らの父は浅井長政である」と切り捨ててました。
つまり本心では無い。
そもそも前田利家に頼るようにと言われていたのに家康のところに行けと言われたと嘘をついている。
手を握って美女に涙目でウルウルされたら大概の男はほだされてしまうでしょう。
「ちょっと、早く誰か来て」とつっこんでしまいました。
阿茶がきて、「阿茶に茶々」にややこしいわと思ってたら、
女同士の静かなる戦いがこれまた怖かった。
北川景子さんの横顔が影ができてて、メイクが映えて狐に取り憑かれてる感でてるのよ。
言外に「女のくせに、女として最高峰にいる(権力者の子供を生み、寵愛を受ける)私を退治する?やれるものならやってみなさい」と表情に現れてて、
あれ阿茶じゃなきゃビビってるよ。
阿茶は苦笑していなしていたけど。
さすが未来の従一位。
あとは大政所さんの今際の言葉を告げる北政所さんも、本編では語られない秀吉との夫婦の歴史がかいま見れてよかったです。
本当にほしいのは?
お腹いっぱい食べるだけで幸せだったのでは?
唐入りに悩みながらも突き進むジブと家康の男の友情も、仕事してるとあるよねこういうの、上司の言うことは絶対だけれど心まで失った訳では無い、自分自身のプライドもあるんだと。
ジブと家康どこで仲違いしてくんだろ。
そしてまさかの足利義昭様再登場。
「古田新太の無駄遣い」とか酷いこと思ってましたが、ここにきて大きな意味がとてもあったと思いました。
かつての天下人の景色と孤独は秀吉の心に響き、何とか唐入りは一旦中止に。
よかったよかった…と思ったらのラストですよ。
淀殿(茶々)懐妊。
あの「あーこれで私の意のままになるわー」というニンマリした顔。
その前に京に帰れと言われた時に手を合わせて泣くところは本当に少女が泣くというか、行く宛のない泣き方をしてか弱そうな雰囲気なのに。
この落差ですよね。
そして予告の「秀頼がー」とサブタイの酷さ(笑)
ナレーションも秀吉は敬称略だし、嫌われてる(笑)
あと、秀吉の「うむ」のところがめっちゃメレブで、ダンジョー(前田利家)も今回急に出てきたし、ヨシヒコ(服部半蔵)は久々登場だし、これでムラサキいたら冒険じゃん!仏は去年出てたしな!と
訳分からん感情になったことを付け加えておきます。
来週…茶々という乱世が生んだモンスターの真骨頂をブルブルしながら視聴します。