私が常々感謝していることがあります。
それは、幼い頃私は、幸せな井の中の蛙だったということ🐸
当たり前に美しい音色しか聴かずに育ったということ☺️
音楽の道に進むことになってから師事した先生方はもちろん、幼い頃教えていただいていた先生方でさえ、今思えば(気付けば)、一流の方々でした。
こちらはアメリカで小2まで教えていただいたコリアー先生🥰と、素敵なピアノ〜❤️
音大生を相手にされるような先生方に場違いのように師かせていただいてきた私。
(実際、ベルギーで師事したヴァイス先生には演奏を聴いていただくまでは「小さい子は教えたことがないから💦」と一度断られたそうです。)
どの先生の元でも、私が一番のおチビだったということもあり、また、良くも悪くも同世代のピアノを弾く子どもたちとの交流もなく、私が知っているピアノの音というものは、身近で先生が奏でてくださるものか、CDで聴く伝説級ピアニストのもの、または同門の音大生のものでした。
音楽高校に入り、一気に世界が広がり…
技術的に足りないところはありすぎて半泣きの学生生活ではありましたが、音色に関しては、良いものしか聴いてこなかったのだなぁと気付かされました☺️
ある種のカルチャーショックを受けたことを、今でもよく覚えています。
音選びは言葉選びによく似ています。
音楽は、自分の出したい音を選んでいく作業。
演奏はその人の言葉遣いだと思っていて
誰しも使いたくない言葉 というものがある程度決まっているように
(お前、美味い、など、線引きは人それぞれだと思いますが)
私には、自分の美意識として、絶対に出したくない音があります。
それは私の先生方から受け継いだものだと確信しています。
音色は言葉遣い同様、近しい人のものがうつっていくもの。真っさらなお子さんなんて特に!です。
そのため先生の責任は重大なのです😱
有り難いことに、多くの体験レッスンのお問い合わせをいただいています🙏
ピアノを習うのは初めてという方々と同じくらい、
表現をもっと学びたくて…
レッスンでもっと、音楽的なことに言及していただきたくて…
という方々のお問い合わせが増え、大変嬉しく思っています😊
少しでもご期待に添えるよう、私自身勉強を続けていくのみ!ですね。
新何度に向け、ピアノの調律も完了🎹
今年の冬は雨も少なく調子が悪くなったピアノが多かったとのことでした。湿度には気を付けていたものの、我が家のピアノも例に漏れず不調(音程ではなくタッチの狂い)でしたが😭、見事に生き返らせてくださいました🙏
小島さん、いつもありがとうございます!
短い春休みの後、生徒の皆さんを楽しみにお待ちしていますね😊