みなさま、おはようございます。
あそびゴコロの榮です。
今回は膝関節について書かせて頂きます。
膝関節は人体の中でも最も大きな関節の1つになっています。
大腿骨、膝蓋骨、脛骨で構成されております。
大腿脛骨関節や、膝蓋大腿関節もあります。
膝で体重を支えるための関節や、曲げ伸ばしの際に負荷がかかる関節です。
大腿骨の内側顆と外側顆の関節面は非対称的です。
内側顆は広く、外側顆は大きい構造になっています。
関節法の前面は薄く、伸縮性に富んでいて屈曲の可動が大きくなっています。
後方は強靭で弾力性に乏しい靭帯組織で補強されており、過伸展や側方動揺が抑制されやすくなっています。
膝の運動は完全伸展位からの初期は転がり運動のみです。
徐々に滑り運動も入ってきて、最終的には滑り運動のみになります。
内側と外側の転がりと滑りの割合が違うことによって、膝関節の回旋運動が起こります。
最終伸展時には脛骨は大腿骨に対して15度程度の外旋運動を起こし、膝関節が最も安定した肢位になります。
スクリューホームムーブメントと言います。
次回も膝関節について書かせて頂きます。