11月13日(日)「百年かもめデラックスツアー」公演! | あんそんみんの音‐安聖民のおと

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ソリになる前に私の中に生まれる音たちを
思いのままに綴っていきたい・・・

ご無沙汰し過ぎておりますが、皆さまお元気でいらっしゃいますでしょうか・・・。

公演のお知らせです^^

 

来る11月13日(日)神戸・凱風館にて「百年かもめデラックスツアー」公演を行います。

 

来年は関東大震災から100年を迎えます。

この公演は、作家の姜信子さんと歴史社会学者の山内明美さんの呼びかけにより始まった

「いのちに還る百年大芸術祭」の一環で行われるものです。

作家・姜信子さん、浪曲師・玉川奈々福さん、パンソリ唱者・安聖民は2012年に新潟で

出会い、「かもめ組」というユニットを結成。今まで日本各地で公演をしてきました。

神戸・凱風館での公演は2019年よりスタートし、浪曲、パンソリの公演後に行われる

館長・内田樹さんとのアフタートークも好評で、幸せで豊かな時間を重ねてきました。

今年はサックス奏者の仲野麻紀さんをお迎えし、よりパワーアップした中身になっています。

 

私たちは…この日創作パンソリの新作をお披露目します。

脚本は鼓手・趙倫子、作唱が安聖民です。

今までの百年をどう描き、これからの百年のために、私たちの「いま」をどう描くのか…。

やるっきゃないです!

 

どうぞ、お時間よろしければお越しくださいませ。心よりお待ちしたしております。

 

 

以下、いのちに還る百年第芸術祭実行委員会の趣旨文です。

【趣旨】

 2022年9月1日は関東大震災から百周忌、そして2023年9月1日には、関東大震災から百年を迎えます。大きな節目であるこの一年をとおして、近代百年をふりかえるとともに、これからの百年の出発となるような場を開きたいと私たちは考えました。

 

 これまでの百年、自然災害のみならず、近代技術を駆使した戦争、人々がより豊かになりたいと熱望したことから引き起こされた公害や自然破壊、原発事故等々、あらゆる生類の「いのち」がますますないがしろにされてきました。現在私たちが直面している新型コロナのパンデミックも、人間が自然の懐深くまで開発した結果のことです。

いまや、あるべき「いのち」のあり方が問われる時代です。

これからはじまる新しい百年は、もっといのちに寄り添い、一つ一つのいのちが豊かで健やかで愉快であれる百年でありますよう。どんな小さないのちも、どんな小さな声も、尊ばれる百年でありますよう。

 

太古、跳ねて踊って歌い語って笑って、真っ暗闇の夜に光を呼び戻したように

われらも跳ねて踊って歌い語って笑って入り乱れて、新しいいのちの世を呼び寄せたいと思います。