私は長い間「スピリチュアルジプシー」をしていました。
スピリチュアルジプシーとは、いろんな占いやリーディング やヒーリング をしてくれる人を渡り歩いている人たちのことです。
占いやリーディングを受けたい時というのは大抵心の中に「こう言って欲しい」という願望があります。
その為、
自分の願望通りの答えを言ってくれる人は「良い占い師」だったり「信頼のできる占師」「当たる占師」と思ってしまいがちです。
反対に自分の願望と反対のことを言う占師は「嫌なことをいう占師」「感じの悪い占師」「当たらない占師」となります。
分かりやすい例を出せば、
付き合いだしてすぐのラブラブのカップルがいたとします。
デートをしていてたまたま目にした占師に二人の今後を占ってもらいました。
その時「あなた達は相性が良くない」と言われたらその人達はどう思うと思いますか?
「嫌なこという占い受けちゃったな」
「気分悪い」
「気にしなきゃいいのよ」
「良い事だけ信じようよ」
「どうせあの人の占いなんて当たらないよ」
こんな事思うと思いませんか?
スピリチュアルジプシーになる方の傾向としては
「そうは言ってもこのままだと気持ちが切りかえれないから・・・」と
「大丈夫ですよ」
「安心して」
「お二人はお似合いのカップルですよ」
「きっと素敵な結婚生活がおくれるでしょう」
と言ってくれる他の占師のところを回り続けたり、
定期的に「このままで大丈夫ですよ」という言葉を求め、いろんな種類の占いやリーディングを受けないと不安になってしまう人のことです。
スピリチュアルジプシーの一番気をつけないといけないところは
「あなたは大丈夫」
「幸せになれるよ」という言葉を求め、その言葉で自分を満たし安心を得ることで、魂の成長が止まってしまう事。
また、「大丈夫」といわれなくても、その後何の行動を起こさない方も魂の成長がないという意味では同じです。
先程のカップルの占いの例で言えば
「相性は良くないかもしれないけど、その分努力をしよう」と捉え、それぞれ課題に取り組めば魂は成長できるけど、
「嫌なこと言われた」というだけで、自分の課題に取り組まない場合はそこでの魂の成長はありません。
顕在的には「そんなの当たってない」と否定をしていても、潜在意識は自分の現状を知っているので、
「現実を認めない」
「変化をしない」
「苦手なことから逃げている自分」を知っている
「このままではいけないのではないか?」と不安になり、また心地好い言葉を求め占いに通う という悪循環になります。
スピリチュアルジプシーを辞めるには、自分自身の軸をしっかりさせる事がとても大切です。
そして、自分自身がしっかり変化を起こし、変わっていっている事を実感出来れば、むやみに何度も占いやリーディングに通わなくても平気になります。
占いやリーディングはあくまでも自分を変化させるための道具だと私は思っています。
相手の望む言葉を伝えるのは簡単。
でも、耳に優しい言葉は安心して、現状のまま何も変化を起こせません。
私のリーディングは耳に痛い事もあるかもしれません。
相談される方に変化して欲しいから・・・伝えないといけない事はお伝えさせて頂きます。
それがメッセンジャー としての役目だと思っています。
それぞれの結果に振り回されない様に現実をしっかり受け止め、耳に優しい言葉だけを求めず人生を変化をさせ幸せを創って頂きたいと思っています。
インスピレーションリーディング
30分 8,000円
60分 15,000円