高校野球は長く大阪桐蔭高の一強時代が続いた。90年代に入ってから春4回、夏4回の優勝を重ね、春夏連覇を2度達成した唯一の学校だ。


 (週間現代)_に高校野球の強豪校の14才の中学生へのスカウト合戦の裏側が掲載されてるので紹介します。


 高校野球で勝つ為には戦術や戦略のみならず

重要なのはいかに有望な中学生をスカウトするかの争奪戦であるという。


 先ずは大阪桐蔭高のスカウトの基準ですが、投手なら中学生2年の夏にスピードガンで128Kmが基準。冬を越せば130km、高校入学時には140kmの可能性がある。


 他の強豪校も同じ様な基準で中学生の投手をスカウトの対象にしてるだろうな~?

 大阪桐蔭高の他には東京の日大三高や横浜高

東海大相模高の神奈川勢。


 近畿では智弁和歌山や履正社などの名門私立校だ。仙台育英や慶應義塾も仲間入りでスカウト合戦が熾烈になってる。


 しかし、近年はそんな大阪桐蔭高をトップにしたヒエラルキーに異変が起きてるという。


 愛知に東海中央ボーイズというクラブチームがある。

 まだ10年と歴史は浅いが、愛知の私学4強(中京大中京、東邦、愛工大名電、享栄)_などに実力ある球児を送ってる。


 昨年、東海中央ボーイズは第53回少年野球大会で初の優勝をとげた。日本代表や野茂ジャパンに9人が選ばれてる。

 その中心が投手と野手の二刀流でMVPの坂本君だ。


 その他にも有力選手がいて、(ビッグ5)_と呼ばれてた。大阪桐蔭高の監督はビッグ5に声掛けしたが、全員に断れた。


 大阪桐蔭高はスカウティングに苦しんでる。

プロに進んだ選手が活躍してない。中学生はそこまで調べでるなんて驚きではある。

 桐蔭の卒業生やOBもドラフト指名漏れしてる

 

 ビッグ5の進路は中京大中京、享栄、智弁和歌山と横浜校が2人で名門ばかりだ。

愛知の高校野球は4強を中心の激戦区だから、スカウト合戦も過熱する。


 ただね、強豪校に進んだが競争が激しいから甲子園に進めても、ベンチ入り出来ずスタンドから仲間を応援するユニホーム姿が沢山いる。


 最近、注目されてるのが山梨県の山梨学院と群馬の健大高崎だそうです。

両校共に寮を含む練習環境が充実してる。

 山梨大会は参加するのは33校と甲子園への道は緩やか、


 更に、選択肢が多くて、東京六大学野球へのルートもある。トップレベルに無い選手には中央や法政大学などの準硬式野球部へのスポーツ推薦もある。


 毎年12月。甲子園球場では中学硬式野球の関西ナンバーワンを決めるタイガースカップが開催されてる。

 中学2年生が参加する此の大会には高校にとって意味がある。


 彼ら2年生にとつては翌々年の入学を決める最終テストの場であり、高校も素質を見極める大会でも有るからだ。


 なんか、ここまで書いてきて今迄以上に高校野球が、甲子園大会が嫌になってきました。

 1974年の池田高校は11人の部員で春の甲子園で準優勝したのを思い出します。


 (さわやかイレブン)_と大きな話題になりました。実は僕の出身高校も甲子園に出場した事が有ります。けれど、スカウトなどはせずに新潟代表でした。

 甲子園大会の初戦で敗退したけれどね。


 そんな池田高校や僕の出身高校がスカウト合戦を繰り広げる強豪校に汚される思いがして仕方ないのです。高野連にお願いしたいのです。

 都道府県の代表は全員がその都道府県出身者である事を義務付けるのです。


 プロ野球じゃあるまいし、或る県の代表チームのメンバーの大半が他県の選手なんて信じられない。 最近は新潟代表チームも新潟明訓や日本文理らしい。


 僕が知る限りでは、そんな高校は無かった。

多分、他県からスカウトしてるんだろうな〜?

 つまりは、高校野球が高校の宣伝役を担ってる。

 甲子園に出場すれば、高校の知名度が上がって、入学希望者が増加して偏差値も上がる。


 本来の高校野球の姿に戻して欲しいです。

ありがとうございました。感謝、感謝🥎⚾