シャッター アイランド [DVD]/レオナルド・ディカプリオ,マーク・ラファロ,ベン・キングズレー
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映画『シャッターアイランド』を観た。
これは面白い。
ラストの展開は二通りに解釈することができる。
どちらが正しいのか。
先日、知人が契約社員の面接でこう聞かれたそうだ。
「あなたが100%正しいと分かっている時、意見の違う上司にぶつかりに行きますか?」と。
この質問のキーポイントは、自分が本当に正しいのかを疑ってかかることにあると思う。
100%正しいと思っていても、誰でも自分のことをそう思っているはずである。
間違った意見を持っていたとしても、だ。
だから「周りの人の意見も聞き、それでもやはり自分が100%正しいと確信したら、上司に意見をぶつけに行く」というのが正解だと僕は思う。
(もちろん上司にぶつかることで自分の間違いを知り成長することもあるが、しつこい部下ばかりいたら上司は仕事に集中できないだろう)
この面接での質問のように、思い込みというのは誰しもあるものである。
特に若い時には。
自分をいかに客観的に論理的に正しく判断することができるか。
その難しさも含めて、この映画『シャッターアイランド』は描いているのだろう。