「知の逆転」を読んで | 知的財産、投資、ビジネスについて千思万考

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久々に読書の話ですが、今回は読了しても本の趣旨をとらえきれなかったという意味で、ショックを受けております。巷では話題になっている、「知の逆転」です。


知の逆転 (NHK出版新書 395)/NHK出版

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私のような浅はかな若輩者が、6人の「現代最高の知性」と呼ばれているような人たちの話を理解できるわけがないのですが、如何せん各人の知識の幅と深さは半端ではない感じです。普段から何を考えているのでしょうか。考えの密度が違うんでしょうかね。題名の「知の逆転」の意味もとらえることができず、という感じです。


何となく同調できるというか、同じような問題意識を持たれている人が考えているのと共通している部分もありました。たとえば、ジャレド・ダイアモンド氏は、テクノロジーの発達で高齢者の知識が役立ちにくくなり、役割が見えにくくなっているということですが、我々が働いている環境もそのように感じます。技術の進歩、変化のせいで経験値が役に立つ部分が減りつつあるなあ、というのは普段の仕事でも感じます。知財の仕事では年数を重ねる過程で価値がどんどん増すわけではなく、やはりある年齢でピークが来るように思えます。どうもこの業界では仕事のレベルがそう進歩しているわけではなく、その部分でもある種の行き詰まり感があるんですかね。


ダイアモンド氏は、60年前の世界を若い人たちが知らないわけでその部分を伝えている価値はあるのではと提起されていました。このような先祖がえり的な視点を持つことで、新たな展開が見えてくる可能性はあるかもしれませんが。


なお、インタビュアーの吉成真由美さんはノーベル賞学者の利根川進さんの奥さんなんですね。知らなかったです。


もう少し自分が深い思考のできる人間になったら再度読んでみたいものです。

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