Iちゃんの両親や家族は、

Iちゃんが私と植物園に行くと

言うとすぐにIちゃんの外出を

許してくれた。


その頃のスリランカの私の任地では、

未婚の若い女性が同性であっても

友だちだけで外出する

ことは許されなかったが、

それだけ家族は、私を

信頼してくれていた

のだろう。


すみませんでした😓


と、言うわけで、私は、

Iちゃんとバスに乗り、

ヌワラエリヤの植物園に

到着。


約束どおり植物園の入口に

B君が待っていた。


私はIちゃんをB君に預け、


私「帰る時に電話してね。

入口で、待ち合わせね。」


と、二人に告げ

一人、植物園をウロウロ。

しかし、田舎の植物園。

1時間もかからず見物は終了。

木陰に腰掛け、他の観光客を

観察したり、ゴロゴロしたり。

昼を過ぎ、植物園が閑散と

し始めるが電話は来ず。


終には閉門時間になり、

私から強引に、もう帰るよ

コールをして2人を呼び出す

始末だった。


その頃は、私も

夫と遠距離中だったため、

2人の気持ちが痛いほど

よく理解でき、

どんなに待たされても

平気だった。