外国人の人とお付き合いをしたり、結婚したり
すると、まず、言葉の壁にブチ当たるのでは
ないだろうか。
私達の場合、夫は今でも日本語は上手く喋る
ことはできない。
一緒に住み始めた頃、喧嘩をして興奮すると、
夫はネパール語だけになるのだが、
私はそれが理解できても、それに対抗できる
言葉がネパール語で表現できず、イラッと
してよく、夫の腕に噛みついていた。
よく、言葉を覚え始めた乳幼児が、怒った時に
噛みついてくる気持ちがよくわかった。
15年経った今は、私のネパール語も乳幼児から、
中学生ぐらいになれたのか、夫に噛みつかずに
言いたいことが言えるようになっている。