女も40歳過ぎたら貯筋 | 芦田天文子〜千葉の健康運動指導士のブログ

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すみません、タイトルが40歳過ぎたら、って書いてありますがそれどころではない歳の芦田です😅😅

40歳あたりからの方に読んで欲しくて、あえてのタイトルです。


本日もトレーニングをば。


なかなか上手くなりませんが、僅かながら筋力が増えたせいで関節の調子が良く、レッスンも快適に出来ています。

体脂肪率はもう少しなんとかしたいです。
いまは体重はとてもどうでもいいです。
これ以上増えなければ。


これを読んでいる皆様はBMIという指標をご存知でしょうか。
BodyMassIndexの略称で、肥満度を測る目安となっています。

筋肉の多い50kgと脂肪の多い50kgでは見た目や健康度は全然違いますが、体脂肪計などが無い場所などで「概ね標準範囲か」を知る為の簡便な方法です。


計算式は以下の通りです。


体重÷(身長×身長)

例えば50kgで160cmの人なら

50÷(1.6×1.6)=19.53

です。


この数値を以下の表に当てはめて肥満度を見ます。

先ほどの例ですと、19.53なら普通体重の中の低い方ですね。


ちなみに普通体重の上限、160cmのBMI25だと体重は64kgとなります。
64kgだとちょいポチャかガッチリ体型なのではないでしょうか。
一般の感覚だと普通と呼ぶよりは、太めに見えるのかも?


BMIと寿命の関係について厚生労働省が調査した資料を読むと、男女共にBMI25〜30の間が40歳の平均余命が一番長くなっています。

普通のBMIの下限、18.5を下回ると余命はグッと下がり高齢者ではBMIが18.5未満になると低栄養状態になり、免疫力の低下、創傷治癒遅延、筋力低下による転倒から寝たきりなどを招きます。


日本人を含むアジア人は比較的BMIが低い傾向にありますので、各年齢別で目指すべきBMIは以下の通りです。(食事摂取基準2015による)


BMI 20150cmなら45kg 160cmなら51.2kg、これが下限です。
思ったより健康体重は重く、女性たちの憧れのスレンダーな身体は長生きしづらい身体なのかも知れません。(個人差はありますが)


では体重は軽くし過ぎず、カサを減らすには、体脂肪率をほどほどに、筋肉を適切に付けるのが良いのでは無いでしょうか。


脂肪1kgのかさ

筋肉と脂肪の密度の違いは0.8 : 1なので、上の写真の重さの筋肉ならばかさは8割程に抑えられます。
つまりサイズは小さくなるのです。



どうでしょう、体重を気にせず、筋肉をつける気になりましたか?
適度な筋トレで与えるストレスは骨密度を上げますし、筋肉を付けることによって関節を守り、姿勢を美しく保ちます。
ボディービルコンテストに出るような身体を作れと言っているのではありません。
今より少し筋肉を付けるだけです。


先日も友人と話していて、50歳過ぎたらある程度脂肪もついていた方が顔もシワが少なく若く見えるね、なんて言っていたのですが


40歳過ぎたら、あんまり「体重を減らそう」「痩せよう」と思わず、適度なBMI、貯筋、体脂肪率を保ち、健康的な身体をキープしましょ!


ファッション関係の方も、出来たらこの辺りの体型の方をネガティブに捉えず、魅力的に見せる方法を提案していただけたら嬉しいですね😊