たくさんの方に気にかけていただき、皆様から届いた高栄養トロトロご飯で回復傾向にあったみすずさん。
保護時高かったBUNやクレアチニンも、年末の通院時には下がってきていました。
体重も2,5kgから3,2kgまでしっかり増えて良い兆しでした。
獣医さんからも、この数値と元気ならまずまずですとのお言葉もいただきホッとしたところで新たな展開がありました。
みすずちゃんを保護しケアしてくれているメンバーNさんからの報告です。
保護当初から腎不全という健康課題に直面していますが、彼女の健康との闘いは、予測不能な展開を見せています。
血液検査の結果が良好であったため、腎不全の薬を中断していましたが、獣医師の勧めもあり投薬を再開した最初の日の晩、みすずちゃんが痙攣を引き起こしました。
急遽投薬を再度の中止、翌日に受診。
痙攣発作の副作用の報告はないそうですが、念のため1か月ほど薬を中断し、みすずちゃんの痙攣が治まるかどうかを見極めることになりました。
中断期間中、みすずちゃんは痙攣に悩まされましたが、日に4回だった痙攣が3回、3回が2回と減少の傾向あり。
延べで10日間ほどの期間で、みすずちゃんの痙攣は減少していることを確認しました。
同時期に第一発見者の犬ボランティアさんから、以前にてんかんの犬を看病した経験を元に、てんかんの可能性を示唆されます。
神経内科を得意とする病院での受診の結果、てんかんの可能性が高いと判断され、てんかんの薬が導入されました。
初めての投薬後、一度だけ痙攣が発生しましたが、以降は痙攣がない状態が続いています。
てんかん薬の効果は五日ほどしてからとのお話だったので、発作が治まったのが腎不全の薬が解毒しきったことからなのか、てんかんの薬の効果なのか、もしくはたまたま現在発作が治まっているだけなのかは判別が難しいところです。
年末年始に色々てんこ盛りだったみすずちゃんではありますが、本猫は良く食べ良く寝て、時には世話人宅の保護猫達に猛々しく威嚇し蹴散らす姿も見せるようになりました。
これまでおとなしくちょこちょこ人のあとを追いかけペタンと横になるようなおっとりした子だったので、いきなり「ウーウー」と猫に唸り始めたときはビックリしました。
その姿は少々こなれていて、これまでお外の生活で散々蹴散らしてきていた経験の本領発揮と言わんばかりの姿態。
以降、世話人に対しても時にはピシャリと諫めるようにもなり、元気な姿に嬉しいような寂しいような複雑な心境ですが、ますます愛おしくて仕方がないです。
てんかん発作を起こす子は凶暴化する事があり、普段とても穏やかな子が突然ウーウーと威嚇し攻撃的になるような時にはてんかんが根底にある事も過去にありました。
てんかんは薬で上手くコントロールしていける子もたくさんいます。
みすずさんにこれ以上発作が出ることなく、高齢という事を考えれば、腎臓についても別の薬で対応できると良いなと思います。
せっかく保護されて穏やかに暮らせる生活はまだ始まったばかりです。
みすずちゃんが毎日幸せに過ごせるように、あしねこみんなでサポートしていきたいです。
みすずちゃん、頑張ろうね!
Nさん、きめ細かなケアをありがとうございます。
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