記事にはしませんが、DVDだけでなく、実は結構映画館にも行っているアシーン。
感想を書きたいものだけ、記事にしてたりします。
最近観た映画は、『ラストレター』と『キャッツ』。
好きだったのは意外や意外、楽しみにしていたキャッツではなく、何気なく観に行ったラストレターでした。
(というわけで、キャッツの話は割愛です。笑)
以下、ネタバレなし。
(インターネットより)
あらすじはお読みください。
好きだったのが、全ては映像化せず、小説のように受け手に奥行きを想像させる造りになっている所。
自分の学生時代を思い出し、時々重ねながら観ていくと、そのときの空気がふわり香る気さえしてきます。
そして、重要な場面で何度か繰り返されるとある言葉が、登場人物達の過ごしてきた時間に想いを馳せさせ、同時に自分が過ごしてきた時間にも思考を巡らせて。
観終わると、ビターなチョコレートケーキとベリーソースのような、そんなほろ苦くも甘酸っぱい気持ちを味わうこととなります。
この作品は、きっと学生さんには本当の所はあまり伝わらなくて、社会に出てある程度経った大人が観るからこそ染みる映画。
人と一緒に、というよりは一人で静かにじっくり。
是非色々な方に観ていただきたい、そんな作品でした。