病室から新宿高層ビル群を臨む
(私写りこんでしまったねw)
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自分だけが辛いわけじゃないし
もっと大変なケースだってあるわけで
そんなことは分かってるんだけど
決して比較をしているのではなくて
そもそも苦しさは絶対値でいいし
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年末に医師から一通りの手術説明を受けた
5日に本格的に詳しい説明を受けるというのに
『今の時間は貴重な時間になるはずだから
話をしておくべきと考えました』
という前置きをして
術後にどんな状態になる可能性があるか
それに対してどれだけ覚悟しているのかを問うものだった
医師はありとあらゆる可能性を言うから
気持ちから負けちゃいけないけど
正直、弱虫くんは怖くてしょうがない
手術は5回目が終わっても
いずれ6回目へと続くのだろうし
・飲み込みができなくなる
・声が出なくなる
・食事が取れなくなる
・車椅子になる
(小脳失調が酷くなるということ)
・大出血の可能性
・腫瘍は全部取りにはいけない、一部残すことになる ⇒放射線は無理、後に抗がん剤を検討
・術後に数日間麻酔で寝かせる可能性
・腫瘍の根っこの部分、静脈洞が完全閉塞して無い限り切除することはできない
(逆に100%閉塞していたら取れる可能性?)
これ以上
5日の術前説明に何言われるかと思うと
頭クラクラするから
治療の回数を重ねるたびに打つ手が少なくなるというのは辛い悲しい
私は今を見ないで
先の不安ばかりしてて
口ではかっこいいこと言っても
ダメだった
病院にいると
病気と闘っている人から励ましを受ける
今日もいっぱい話しを聞いた
リアルなんだ
経験して通ってきてる道があるから
妙に説得力があってさ
なんだか背中をポンと叩かれた気がした
『大丈夫なんだよ』
人間てすごいな
儚いようでいて
強い
笑顔を見たら
勇気が出る
口にしない苦労だってあるでしょうに
心から先に弱ってしまわないように
私がいちばん大変なんじゃない
もっと強くなるからさ・・・!!