思い悩むな究極のネガ思考 | ハートはスカッ晴れ…

ハートはスカッ晴れ…

脳腫瘍 Hemangiopericytoma と甲状腺がん。
人生は素敵に『まさか』 の連続。『こころ(ハート)が人生をつくる』が私のモットー。楽しんで日々を生きてます。

ハートはスカッ晴れでございます。-091229_1241~01.jpg


病室から新宿高層ビル群を臨む

(私写りこんでしまったねw)


***


自分だけが辛いわけじゃないし

もっと大変なケースだってあるわけで

そんなことは分かってるんだけど


決して比較をしているのではなくて

そもそも苦しさは絶対値でいいし


***



年末に医師から一通りの手術説明を受けた

5日に本格的に詳しい説明を受けるというのに


『今の時間は貴重な時間になるはずだから

話をしておくべきと考えました』

という前置きをして


術後にどんな状態になる可能性があるか

それに対してどれだけ覚悟しているのかを問うものだった


医師はありとあらゆる可能性を言うから

気持ちから負けちゃいけないけど

正直、弱虫くんは怖くてしょうがない


手術は5回目が終わっても

いずれ6回目へと続くのだろうし



・飲み込みができなくなる

・声が出なくなる

・食事が取れなくなる

・車椅子になる

(小脳失調が酷くなるということ)


・大出血の可能性

・腫瘍は全部取りにはいけない、一部残すことになる ⇒放射線は無理、後に抗がん剤を検討

・術後に数日間麻酔で寝かせる可能性

・腫瘍の根っこの部分、静脈洞が完全閉塞して無い限り切除することはできない

(逆に100%閉塞していたら取れる可能性?)


これ以上

5日の術前説明に何言われるかと思うと

頭クラクラするから


治療の回数を重ねるたびに打つ手が少なくなるというのは辛い悲しい



私は今を見ないで

先の不安ばかりしてて

口ではかっこいいこと言っても

ダメだった




病院にいると

病気と闘っている人から励ましを受ける

今日もいっぱい話しを聞いた


リアルなんだ

経験して通ってきてる道があるから

妙に説得力があってさ

なんだか背中をポンと叩かれた気がした



『大丈夫なんだよ』



人間てすごいな

儚いようでいて

強い

笑顔を見たら

勇気が出る


口にしない苦労だってあるでしょうに


心から先に弱ってしまわないように

私がいちばん大変なんじゃない



もっと強くなるからさ・・・!!