治療中に予期しないことって、結構あります。でも、多くの場合はその場で対応可能です。最近、予想外の場所からの出血で大変こまったかたがおりました。

しかも治療中は血液さらさらにするヘパリンがたくさん入ってます。飲み薬のアスピリンも入ってます。一度、出血するとなかなかとまりません。あまりに出血すると輸血が必要になるし、体内の変化でDICという特殊な状況になりかねません。

ぼくら循環器内科だけでは対応できない時には、消化器内科の先生に手伝ってもらい、胃カメラを緊急でやったり、耳鼻科の先生にファイバーで喉の奥をみてもらったり、全身麻酔の管理は麻酔科の先生に手伝ってもらったり。。。。


餅は餅屋。っていいますが、さすがにその科のプロは違います。こういうチームで危ない場面を切り抜けることができるなんて、総合病院っていいなともおもいますし、今のうちの病院のチームというかメンバーに恵まれているなってきもします。しかも、数名は過去に研修医として循環器内科を回ってきたので僕らが指導した若手の先生! たくましく育ちましたねー!! ありがとう!