なんのこっちゃ?という方がおおいはず。だいたい、閉鎖栓ってなに?って聞かれそう。。。

心房中隔を閉じるAMPLATZERが代表格ですが、ふたをするという意味で栓ということばを使います。つまり閉鎖するための器具のこと。


AMPLATZERはナイチノールでできていますが、ヨーロッパではコラーゲンでできていて溶ける器具でふさぐ治療もやってました。体内に金属が残らないことはたしかにメリットだと思います。でも、結局 多くは使われないようです。もちろん成功率は高いのですが、はがれて飛んじゃったり、いろいろあるようです。


ヨーロッパはこんな風に新しい器具をすぐに使える環境ですが、それがゴールドスタンダードな治療に発展するかは別物です。日本のように、海外の動向をみてから、副作用がおおければ国内に取り入れないという明確なスタンスも確かに正しいこともあります(そのかわり、日本は世界から相当治療器具の認可が遅れています。)


このAMPLATZERが認可されたのも世界で約115番目くらいだったと記憶しています。。。どんだけ 後進国なのでしょう。。。。