健康と美をプロデュース
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新宿区大久保駅そば
アスクレ《ASCLE》です
早いもので今年もあと1週間となりました
歩くことと考えること
生きることはストレスを抱えることかと思うほど毎日は忙しくありませんか。
毎朝、駅の階段を駆け上がっていく人たちは何を目指しているのでしょうか。
私たちは日々なすべきことがあまりにも多いです。
部屋を片づけ、目覚まし時計の電池が切れれば買い、朝食をとり、ゴミを捨て、電車に乗り、あるいは車で通勤し、山積みの仕事を片づけ、片づけた先にある新たな仕事をしかつめらしい顔で受け取り、いつまで続くのだろうと内心思いながらもせっせとこなす。
いつまで続くのでしょう?
不思議に思うのは余暇であるはずの時間にもネット記事に目を通し、Twitterのリプライに返事を書き、LINEで友人とチャットする。
なんてストレスフルな社会。こんな社会にいったい誰がしたのでしょうか?
頭を空っぽにして瞑想すると、身体が活性化するといいますが、なかなか空っぽにできなくて、ついついなにかを考え続けてしまうことはありませんか。
考え続けることが染み着いてしまったようですね。
マグロは泳ぎ続けなければ窒息してしまうのだそうです。
散歩をすると精神的にも、肉体的にも良いと言いますので、歩くことと考えることを考えてみました。
歩くことと考えることには深い関係があり、作家の多くが「歩くこと」と「考えること」の間にある奇妙な力を活用したと言っています。
「ユリシーズ」の作者であるジェイムズ・ジョイス「ダロウェイ夫人」の作者ヴァージニア・ウルフまたウィリアム・ワーズワースの詩には山を歩き、森を抜け、公道を歩いている足音がすると言われています。
ドイツ人のカントは、散歩の愛好者としても知られていました。
決まった時間に決まったルートを毎日散歩していたと言われています。
フランス人哲学者のルソーもよく散歩をして、散歩中に考えたことを本にまとめています。
スタンフォード大学のMarily Oppezzo氏とDaniel Schwartz氏の共同研究により、座っているより歩いている時の方が平均で60%も「クリエイティブな能力(創造性・創造力)」を向上させることが明らかになりました。
人間は歩くと、座っている時よりも多くの血が体内を循環することになるので、
血中の酸素が筋肉だけでなく体中のあらゆる器官に行き渡ります。
脳にも酸素が供給されるようになるので、
運動後の記憶力や注意力に関するテストを行うと、座っている時よりも結果が向上することが分かっています。
また、脳組織が年齢と共に退化していくことを防ぐには、定期的な運動が脳細胞間の新しい連結を増やし、海馬の量を増やし、新しいニューロンの成長を刺激し、ニューロン間での信号のやり取りを活発にします。
運動が脳に与える影響は極めて大きいです。
普段特に意識することなく歩いていましたが、実はこの【歩く】ことは我々にとってとても重要なことだとわかりました。
皆様もぜひ歩きましょう!