こんにちは。アセント学習塾の山田です。

 

今週から大阪は梅雨模様です。

塾生の皆さんは家を出るときに雨が降っていなくても

天気予報サイトで雨が降りそうなら傘を持ってくるようにしましょうね。

教室では、1階も2階自習室でもエアコンを稼働するようになり、もう2週間ほどになります。

これから3~4か月間はずっとつけっぱなしですから、電気代が怖いです。

でもエアコンの効いた部屋の中で食べるアイスは格別です。

 

 

ほぼ毎日コンビニで買っているのが、これ。

コンビニに並ぶ5月ごろから10月ごろまで塾の定休日を除いてほぼ毎日買うので

年間150個くらい食べてます。

いちばん上のレモンをどかしながら下のかき氷を削って掬うのが難しいんよなー。

 

さて、昨日の中3の国語の授業で、

期末テストがもう終わった生徒さんには文法問題をやってもらいました。

 

「生ずる結果」の「生ずる」の活用の種類はなんですか。

 

「生じる結果」だったら

生じない(生じず)、生じます、生じる、生じるとき、生じれば、生じろ(生じよ)、

と活用するので上一段活用です。

ですが「生ずる結果」と名詞(体言)に接続していますので、連体形が生じるではありません。

これはサ行変格活用です。

生じない(生ぜず)、生じます、生ずる、生ずるとき、生ずれば、生じろ(生ぜよ)

と活用します。

「~ない」で識別できないのでややこしいですね。

 

他にも、論じると論ずる、愛すと愛する、などがあります。

「愛す」は五段活用です。

愛さない(愛さず・愛そう)、愛します、愛す、愛すとき、愛せば、愛せ。

「愛する」はサ行変格活用です。

愛しない(愛せず・愛しよう)、愛します、愛する、愛するとき、愛すれば、愛しろ(愛せよ)。

連用形がどちらも「愛します」で区別がつかず、

サ変の未然形の「愛しない」「愛しよう」や命令形の「愛しろ」はまず使わないうえに、

「走れよ」のように五段活用の命令形の「愛せ」に助詞の「よ」を付けた形と

「勉強せよ」のようにサ行変格活用の命令形の「愛せよ」が紛らわしくて、

大変混同しやすいですね。

「熟語+する」はサ行変格活用なので「恋愛する」で活用を考えるとわかりやすいかも。

 

現代国文法は、高校に入学した後の古文文法の理解に大変役立ちます。

ですので大阪の公立高校入試ではほとんど出題されませんが、

しっかり勉強しておきましょう。

高校の古文文法が将来の役に立つかは……、ま、教養としてね。

大河ドラマが面白く見られるかもしれませんのでね。