新しい市場を作るマーケッティング戦略 | 医薬翻訳のアスカコーポレーション 社長ブログ

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大阪北浜、東京田町にオフィスを持つ医薬・バイオ分野の語学サービス会社 アスカコーポレーション社長 石岡映子のブログ。

この時期風邪のシーズンになると、「ヒエピタ」など、おでこに張るゲルシートが便利だ。
乾燥する時期、お肌に貼るシート状パックも手軽で使いやすい。
歩きすぎるなど、腰や脚が痛くなるので消炎効果のシップなども欠かせない。
会社のビルの隣にドラッグストアがあるので、そうした商品を手軽に購入し、だれもが目新しいものがあれば試して使う。

貼る化粧品って、最近の動向?
ヒエピタが出るまではタオルを冷やして熱を冷ますしかなかったし、パック剤も高価だったので気軽に使えなかった。
シップ剤もよほど痛い時にしか使わなかった。

気軽に使えるようになった理由が判明した。
水溶性高分子技術SOLinGELの開発に成功し、このテクノロジーから生まれた経皮吸収タイプの貼付剤を作った会社があるのだ。
「貼る化粧品」、「貼るヘルシーケア」の分野にもヒット商品を誕生させた。
奈良にあるダイヤ製薬という会社だ。
http://dia-pharma.com/japanese/index.html

昔の仕事仲間が今、その会社で仕事している。
海外進出の命を受け、自社のグローバル展開を担っているらしい。
もともと二枚目系男性だが、渋みが加わりさらにかっこいい。
実務の女性もまた聡明でチャーミングな女性だ。


初めてその会社を訪問させていただいたが、私たちがいつも使っている商品がたくさん陳列してあった。
自社商品だけでなく、国内外のOEMや数多いプライベートブランドがここで使られている、と知り感激した。
「貼る化粧品」という新しい概念の商品は、昭和56年にこの会社が初めて市場導入し、国内のみならず、全世界でニューマーケットを形成しているという。

男性向きの商品もたくさんある。
驚く数のロット数を高い品質管理で安価で仕上げていく技術には驚かされる。
最近の若者、シニアが皆きれいになってきたのはこうした商品開発の賜物?

貼る化粧品、というコンセプトは確かに新しいビジネスだ。
今までなかったところにビジネスを作る発想がすばらしい。


ASCAもこうしたユニークあ戦略を見習いたい。

また、私たちの翻訳サービスがこの会社の海外戦略に貢献できればうれしい。