風の大地:宇賀神の雲 | 医薬翻訳のアスカコーポレーション 社長ブログ

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大阪北浜、東京田町にオフィスを持つ医薬・バイオ分野の語学サービス会社 アスカコーポレーション社長 石岡映子のブログ。

雲を見つめていると力がわいてくる、って話は前回「雲を見る」で。
確かに雲を見ていると一刻も同じであることはなく、眺めているうちにパワーが沸いてくるから不思議だ。


私のゴルフのバイブル(教科書)は「風の大地」という坂田信弘が書いたコミックだ。

主人公は作者「坂田」こと、沖田圭介、京大を中退し、24歳からゴルフを始め、恵まれた体格と熱心な練習、さまざまな人との出会いによって成長し、メジャートーナメントなどで活躍する様を描いている。


その話のごく最初の頃、沖田君の師匠(宇賀神)が雲になって彼や彼の家族を応援するシーンがある。

その雲の力でプロテストに合格し、彼の家族も前を向くことができた。
「宇賀神の雲」の話は何度読んでも泣ける。


この漫画にはグレッグノーマンや尾崎なども登場する。
私なんか、この漫画に出てくる「ターンベリー」というイギリスの端のほうにあるゴルフ場にわざわざ沖田の戦いを思い描いてプレーしに行ったことがある。
フィクションなのに、私の心には実在している。


コミックは54巻ある。主人など全て10回は読破していると思う。
ゴルフに興味ない人もきっと沖田君を大好きになると思う。

石川遼君が平成のヒーローなら、沖田君はちょっと昭和だ。


あきらめない、強気で攻める、くじけない、くさらない、続ける、愛する、信じる


こうした人生の大切なものを沖田君は教えてくれる。


毎日暑いけど、空は秋色にかわりつつ、雲も秋の雲にかわろうとしている。

確実に季節は秋に向かっている。


休日、ぼっと雲を見つめながら、風の大地を読んでみては。

読みたい人は申し出て!