ナイナイづくのASCAを支えてくれるのは、創設期からのすばらしい仲間たち。
田村の教え子や友人からの紹介で集まった翻訳者の卵たちだ。
狭い事務所で、知恵を絞りながら、
足を惜しまず、
考えながら、議論したり、教え合ったり。
翻訳に正解はないし、クライアントは勝手なことを言う。
だから、現場にこだわるしかない?
化粧品だと、三越の海外ブランド化粧品売り場に走って英語をチェックしたり、
ビルの下にあるドラッグストアで箱の効能の書き方を確認したり。
薬局で実物の薬剤を見ながら納得したり、
医療機器を見せてもらったり。
図書館にこもって調べものをした日々も。
社名、部署名の英語確認はもれなく電話で。
(結構怪しまれますが)
どんな所で使われるのか、
誰が使うのか、何のために、
何にこだわるのか、こだわらないのか。
皆で考え、創意工夫した。
だからこの当時の翻訳者たちは今でもすごい!
信念を持って翻訳ができるすばらしい仲間、財産だ。