ヴァルキリープロファイル -咎を背負う者-
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CHAPTER 4  道標無きままに

ヴァルキリープロファイル ー咎を背負う者ー ホーン家のフィオナ
の続きです。

ホーン家の一室で、ウィルフレドがフィオナの話を聞いていると、
そこへバルマーがドアを開けて、入って来ました。

バルマー 「 恩義ある客人にする話ではないぞ、フィオナビックリマーク 」

フィオナ 「 ・・・・・・兄上ビックリマーク 
   我々はクリストフ殿下、ラングレイ殿下の
   いずれを補佐するのですかはてなマーク 」

バルマー 「 ホーン家は参戦しない。」

フィオナ 「 !? 」

オーギュスト 「 ・・・・・・。」

ラインヒルデ 「 ・・・・・・。」

ネバーエンディング・ファンタジー日記-VP 205

フィオナ 「 なぜですか!?
   武門の名家が戦に出ないなどと、そんなバカな話がありますか!? 」

ネバーエンディング・ファンタジー日記-VP 199

バルマー 「 これは戦ではない。
   宮廷のプライベートな問題だ。
   わが家が危険を冒すべき問題ではない。

   わけてもわがホーン家は、先の戦で、
   ニコライという尊い犠牲を差し出した。」

フィオナ 「 兄上の死は関係ないでしょう!?
   宮廷の危機にこそ武功を上げるホーン家でなくては、
   兄上が浮かばれませんッビックリマーク 」

バルマー 「 ・・・・・・。」

フィオナ 「 我が家がクリストフ殿下のみならず、
   ラングレイ殿下からも出陣を求められていることは知っています。

   この内紛をうまく乗り切らねば、ホーン家は潰されます。」

バルマー 「 だから参戦しないのだ。」

フィオナ 「 そんな理屈は通用しませんビックリマーク
   いずれ我が家を警戒する勢力が攻撃してきましょう。

   その時になって慌てても孤立無援、家名に傷が付くだけです。」

バルマー 「 ・・・・・・。」

フィオナ 「 父上も母上も一体、どうしてしまったのですか!?
   なぜ兄上をお諌めしないのですか!? 」

ネバーエンディング・ファンタジー日記-VP 225

オーギュスト 「 私たちはニコラスを失って目が覚めたのだよ、フィオナ。
   家などどうでもいい。
   仮にお前が言うような事態になれば、降参するという方法もある。」

フィオナ 「 父上ッビックリマーク 」

ラインヒルデ 「 名が潰れても生きてさえいれば・・・。
   貴方たちまで失いたくないのです。」

フィオナ 「 ・・・・・・。
   ・・・兄上に籠絡されるようでは、
   父上も母上もいよいよ本隠居ですね。」

ラインヒルデ 「 フィオナビックリマーク 」

フィオナは、怒って出て行ってしまいましたDASH!

バルマー 「 待て、フィオナビックリマーク 勝手は許さないぞビックリマーク 」

ウィルフレド 「 ・・・・・・。」

そして、フィオナが向かった先には・・・
謎の刺客たちが襲撃して来ていたのですドンッ


      to be continued ・・・