- ヴァルキリープロファイル -咎を背負う者-
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CHAPTER ４ 道標無きままに
ウィルフレドとバルマーが宮廷へ向かう途中・・・
フォーネル 「 ・・・バルマー殿
」バルマー 「 フォーネル
どうした 」
フォーネル 「 ニコラスが戦死したと聞いて、
取るものも取りあえず駆けつけました。」
バルマー 「 ・・・ありがとう。
ニコラスも草葉の陰で喜んでいよう。
いや、あいつは・・・。」
フォーネル 「 ・・・・・・
」バルマー 「 ・・・何でもない。
葬儀はこの先の教会だ。
私は宮廷に参内しなければならないゆえ、ここで失礼するーー。」
フォーマル 「 その件で、急ぎお話があるのですが・・・。
・・・そちらのお方は
」バルマー 「 ああ・・・。
彼は同じ痛みを知る私の大切な友人だ。
話ならここで聞こう。」
フォーネル 「 分かりました。
話というのは他でもない、王位継承問題です。」
バルマー 「 うむ・・・。」
フォーネル 「 実は宮廷内部も決して一枚岩ではなく、
ラングレイ様の揺さぶりで混乱に陥り、
クリストフ様を見限る者がおります。
しかし今、ホーン家の出方次第で、情勢は大きく動くでしょう。
なにより力のあるお家ですから・・・。」
バルマー 「 その予感はあった・・・。」
フォーネル 「 さらには、ニコラスが戦乙女に選ばれたという噂を
利用しようと画策する者もいます。」
バルマー 「 何
」
フォーネル 「 神に選ばれた戦士を輩出した名家を味方につけ、
正当性を主張しようというのです。」
バルマー 「 ・・・宮廷の諍いに、
我が弟の死を利用しようとは・・・
」フォーネル 「 私も宮廷を見限りたくもなります・・・。」
部下 「 バルマー様ッ
一大事でございます 」バルマー 「 何事だ
」部下 「 領内各地で、魔物
が暴れております 」バルマー 「 ・・・何だと
そんなバカな 」フォーネル 「 ・・・早くも仕掛けてきた勢力があるのやもしれません。
名残惜しいですが、私はやはり、宮廷へ戻ります
」バルマー 「 それがいい。
私は宮廷へは向かわず、領内の魔物とやらを征伐する
」フォーネル 「 それがよろしいでしょう。」
バルマー 「 聞いての通りだ、ウィルフレド殿。
どうかお力をお借りしたい
」ウィルフレド 「 ・・・ああ。」
その後、再び『騎士都市グレンセン』の街へ戻り、
郊外へ出ると、魔物との戦闘となりますが、
その前に、街を出て、『常夜の森』へ行き、
『暗闇
の赤き光』のエキストラバトルをやります。to be continued ・・・
