- ヴァルキリープロファイル -咎を背負う者-
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CHAPTER ４ 道標無きままに
ワールドマップから、『騎士都市グレンセン』へ行きます。
ここは、武門の名家、ホーン家が治める領地です。
ここの街のショップは、オルーウェン要塞のショップと
同じ品揃えなので、特に購入するものはないです。
街を出て、教会へ行くと・・・
ニコラスの葬儀が行われていました。
ラインヒルデ 「 ウッ・・・、ウッ・・・。」
オーギュスト 「 ・・・・・・。」
バルマー 「 ・・・・・・。」
フィアナ 「 父上も母上も兄上も、しっかりなさりませ
これでは、ニコラス兄上が浮かばれません
」
ラインヒルデ 「 分かっています。分かっているのです・・・。
けれど・・・。」
オーギュスト 「 ・・・・・・。」
フィオナ 「 ・・・兄上、そろそろお時間ですよ。」
バルマー 「 ・・・・・・。」
フィオナ 「 兄上ッ
宮廷から至急参内するよう、言われているのをお忘れなのですか
」バルマー 「 ・・・あ、ああ・・・。そうだった。」
フィオナ 「 ・・・ウィルフレド殿、恥ずかしながら、
我がホーン家は、今やこの有り様です。
どうか兄にお付き添い願えませんか
」ウィルフレド 「 ・・・分かった。
アルトリア城まで同行すればいいんだな
」フィオナ 「 はい。どうぞよろしくお願いいします。」
バルマー 「 無理を言って申し訳ない・・・。」
ウィルフレド 「 気にしないで下さい。」
バルマー 「 この程度で参っているようでは、
やはり私に武人一家の当主は務まらない・・・。」
ウィルフレド 「 俺も、父を戦争で亡くした時は、
貴方以上に打ちひしがれた。
それが正常な人間の反応じゃないか・・・
」バルマー 「 ・・・・・・。」
ウィルフレド 「 生きてこそ家が栄える。
生きて残される栄誉に、どんな価値があるというのか・・・。」
バルマー 「 ・・・そのように言ってくれるのは、貴方が始めてだ。」
ウィルフレド 「 ・・・・・・。」
バルマー 「 私は当主としてでなく、兄として、
亡き弟ニコラスの分まで生きたい。
生きなければならない・・・。」
to be continued ・・・
