【質問1】 芝居を始められたきっかけは何ですか?
【答え】 中学3年の春、仙台から東京の下町に引っ越してきて、それまでは学芸会にも出たことがない私に、担任の演劇部顧問の先生から「声が大きいから助っ人で出てくれ!」と頼まれたのが、文化祭の「夕鶴」の与ひょう役でした。何も出来ない自分に指導に来てくださった山本安英先生から「大切な人がいなくなった心を全身で自由にやってごらんなさい」と…。公演は大好評。それがきっかけです。あの夏の素直な気持ちに戻りたいです。
【質問2】 もし俳優になっていなかったら、どんな仕事をされていたと思いますか?
【答え】 仙台で小さな頃から海洋少年団にいたので、東京に来なかったら、そして上記の出会いがなかったら、船員か海上自衛官になっていたかもしれません。
【質問3】 川井さんのホッとする瞬間は?
【答え】 終演後、楽屋で衣裳を脱いだ瞬間です。自分のお客様がいない限り、パンツ一丁でウロウロしているか、放心しています。

