こんにちは。
『ミュージカル李香蘭』お陰様で本日初日を迎えることができました!
再びこの台本に向かい合った時に思ったことは、前回は浅利先生の作品に初参加ということもあり、ただ言葉を喋ることに一生懸命で、この作品や時代背景などを背負いきれていなかったということでした。
今回は少しでも当時の匂いや空気を、観に来て頂いたお客様にリアルに感じて頂けるように、稽古が始まる前に勉強を始めました。
とにかく当時の若者を描いた古い映画をたくさん見ました。その中でも特に木下惠介監督の『陸軍』は開戦中の1944年公開の作品ということもあり、その描くテーマもとても興味深い作品でした。
当時の日本人は、現在の何でも手に入る豊かな時代で生きている日本人から考えると、外国人と思えるほど違う気がします。
ハワイを訪れる日本人観光客はほとんどこの真珠湾には訪れないそうですが、世界中から観光客が訪れるハワイの一大観光スポットのようです。
パールハーバービジターセンターを中心に博物館や史跡がいくつもあり、真珠湾基地攻撃について学ぶことができます。
その内のひとつ「戦艦アリゾナメモリアル」は、今現在沈んだままの戦艦アリゾナの上に白い建物を立てたもので、船でその建物に渡って、上から沈んでいる戦艦を見ることができました。未だにオイルが流れているので、油の匂いがします。
アリゾナメモリアルに船で渡る前には20分程度の映画を見ます。1941年12月7日(日本時間12月8日)に真珠湾で何があったのか。この他にもたくさん展示があり、第一次世界大戦からの世界の流れ、とりわけ日本のアジアへの進攻、第二次世界対戦開戦までのことが詳しく解説されていました。
70年以上前に、ここまで日本人が飛んで来たなんて。
1日に数千人の観光客が、この日本軍の真珠湾攻撃について学んで帰っていくことに、複雑な心境になりました。
それに比べて日本人である自分達がこのことに関する知識が薄いというギャップが恐いと感じました。
『ミュージカル李香蘭』という作品を通じて、あの時代、多くの命が奪われたあの出来事を、今の時代の人に肌で感じてもらいたい。
自分達の身体を使って、精一杯あの時代を生き抜きたいと思います。
李香蘭カンパニー上野聖太です。
『ミュージカル李香蘭』お陰様で本日初日を迎えることができました!
再びこの台本に向かい合った時に思ったことは、前回は浅利先生の作品に初参加ということもあり、ただ言葉を喋ることに一生懸命で、この作品や時代背景などを背負いきれていなかったということでした。
今回は少しでも当時の匂いや空気を、観に来て頂いたお客様にリアルに感じて頂けるように、稽古が始まる前に勉強を始めました。
とにかく当時の若者を描いた古い映画をたくさん見ました。その中でも特に木下惠介監督の『陸軍』は開戦中の1944年公開の作品ということもあり、その描くテーマもとても興味深い作品でした。
当時の日本人は、現在の何でも手に入る豊かな時代で生きている日本人から考えると、外国人と思えるほど違う気がします。
和田君同様、自分も痩せなければと思いました(笑)。
また、前回の公演が終わってから、作品の中では一幕の最後に描かれる、ハワイの真珠湾に実際に行ってきました。
また、前回の公演が終わってから、作品の中では一幕の最後に描かれる、ハワイの真珠湾に実際に行ってきました。
ハワイを訪れる日本人観光客はほとんどこの真珠湾には訪れないそうですが、世界中から観光客が訪れるハワイの一大観光スポットのようです。
パールハーバービジターセンターを中心に博物館や史跡がいくつもあり、真珠湾基地攻撃について学ぶことができます。
その内のひとつ「戦艦アリゾナメモリアル」は、今現在沈んだままの戦艦アリゾナの上に白い建物を立てたもので、船でその建物に渡って、上から沈んでいる戦艦を見ることができました。未だにオイルが流れているので、油の匂いがします。
アリゾナメモリアルに船で渡る前には20分程度の映画を見ます。1941年12月7日(日本時間12月8日)に真珠湾で何があったのか。この他にもたくさん展示があり、第一次世界大戦からの世界の流れ、とりわけ日本のアジアへの進攻、第二次世界対戦開戦までのことが詳しく解説されていました。
70年以上前に、ここまで日本人が飛んで来たなんて。
1日に数千人の観光客が、この日本軍の真珠湾攻撃について学んで帰っていくことに、複雑な心境になりました。
それに比べて日本人である自分達がこのことに関する知識が薄いというギャップが恐いと感じました。
『ミュージカル李香蘭』という作品を通じて、あの時代、多くの命が奪われたあの出来事を、今の時代の人に肌で感じてもらいたい。
自分達の身体を使って、精一杯あの時代を生き抜きたいと思います。




