ガッカリさせても当たり前の世の中 | スポーツ障害 運動療法専門施設 麻生スポーツ理学センター

スポーツ障害 運動療法専門施設 麻生スポーツ理学センター

ランニングで痛くて走れなくとも諦めさせないと誓ったブログ

患者専用トレーニング施設完備で腰痛、膝・足関節痛等の疼痛治療はもちろん、再発防止からパフォーマンス向上まで一貫サポート!

ってお決まり説明ですが、日々蛇足を書き綴るブログです。w


何度も書いてきた、同じような話題かもしれない。
お菓子の箱を開ければ中身は小さく、数も少ない。
惣菜は容器が底上げされ、ケーキは小さくなって値段だけが上がる。
飲料も、気づかぬうちに量が減っている。

縁起や験を担ぐ方ではないが、先日いただいた有名な地方名産のお菓子は「4個入り」だった。
受け取った人の笑顔を思い浮かべることなく作られたモノづくりを、私たち日本人もいつから当たり前にしてしまったのだろう。

満足や納得は人それぞれだ。
だが、特に純粋な子どもたちや若い世代をガッカリさせることを、
大人である私たちは本当にして良いのだろうか。



子どもの患者は実に分かりやすい。
「治したい」「良くなりたい」「投げたい」「打ちたい」「走りたい」。
欲が純粋。

一方、大人は違う。
「自分はそう思わない」「色々あって出来なかった」「来られなかった」。
言い訳や諦めが欲を覆い隠してしまう。 欲が濁っている。

子どもで冷やかし半分に来る患者は、まずいない。
皆、自分の現状に不安を抱え、不満を抱え、それでも何とかしたくてやって来る。



先日、新規で来院した中学生と高校生がいた。
痛みの話だけで終わらせず、「今いちばん困っていることは何か」を丁寧に聞き、
考えられる解決策を一つひとつ説明していった。

すると、途中から目がキラキラし始めた。

その瞬間、学生時代初めてトレーニング指導をしていた時の記憶が蘇った。
40年以上経った今になって気づくが、
自分はあの目を見たくて、この仕事を最終的に選んだのだと思う。



「これだけで良くなる」
「これを使えば速くなる」
「長年ダメだった人が——」

そんな言葉は、昔も今も減ることはない。
むしろSNSの普及で、溢れ返っている。

だからこそ、
一年でも長く、ひとりでも多くの患者を診られるように自己管理を怠らず、
初心を忘れず、日々を積み重ねていきたい。