三十年以上前のむかし話。 当時仕事で、日本で初のラバー使ったトレーニング書籍の監修に携わった。(著作権的な問題で書籍名は伏せるが、) リハビリではもっと昔からあったのだが、スポーツの現場でトレーニングとして積極的に取り入れる様になった走り。 怪我を予防し、パフォーマンスを安全にあげるために。 そこの所をどう落とし込むかで苦労した記憶がある。 立場上、海外から最新の情報がもっとも入る位置にいたので、全ての仕事が刺激的だった。
昨日久しぶりにやって来た体育会系学生が、胸部を痛めてやっきた。 結果、最近新しくやってきたトレーナーが組んだ、チューブトレーニングのせいが濃厚。 十把一絡げ的に。
最近でも今どきのトレーニングセミナーとかを覗くと、安全と健康を疎か、もしくはだいぶ軽んじいたり。 身体全体の興味ではなく、鍛える勉強、治す勉強の偏りのせいなのかもしれない。 故に小生自身、現在のスタンスにより一層の気構えを持つ。
最新と言われる情報が多過ぎる昨今、それらに魅了され踊らされ、見失い、温故知新に辿り着くには、かなり回り道をしてしまったようだ。 若気の至りを今更ながら反省する、この晩年である。
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