「きみはほんとうにステキだね」

突然、

学校に行かなくなってしまった次男が、

不登校・引きこもりの日々から抜け出し、

通信制高校に通うようになりました。





ときどき胸がギュッと苦しくなるけれど、

きっと10年後には

笑い話になってるよ

「きみはほんとうにステキだね」

次男がまだ小さい頃、

読み聞かせボランティアをしたとき、

母さんが選んだ絵本。

それが

宮西達也さん作・絵の

「きみはほんとうにステキだね」

   

暴れん坊で意地悪な

恐竜のティラノサウルス。




そんなティラノサウルスが、

エラスモサウルスの

純粋でけがれのない心にふれ、

変わっていきます。






ラストはいつも、

読むたび涙が溢れてきてしまう。








これまでの自分に対する

周りの評価なんて関係なく、


ただ目の前の

今の自分を見て、

自分を大事にしてくれる友達。




過去がどうかとか

そんなことは関係なく、


きみはステキだよって

言ってくれる友達。








いつか

次男も出会えるといいな。





きっと次男を

過去の苦しみから救ってくれるだろう

とりあえず母さんは、

そんな日が訪れるのを、

気長に待とうと思います。

いつか

次男に言いたいです。

「自分で自分のことを

ダメなやつと思わなくて

いいんだよ！」

「そのままの自分でいいんだよ！！！」

そして、

「きみが生きているだけで

母さんは

とっても

うれしいんだよ！！！」

だからどうか

自分のことを大事にして、

自分の道を堂々と

胸を張って

進んでいけばいいからね

苦しんだ分、

未来にきっと

ステキなことが待ってるはず

母さんは

そう信じてます