先日、9年ぶりにスキーに行ってきました。


なぜ、この年月スキーに行かなかったかというと、姑が手術した為。

雪国暮らしに慣れていない姑を連れていき、万が一転んだりしたらという不安から、いつの間にか遠のいていました。


しかし、昨年に、姑はペースメーカーを入れる事になり、それも無事に終わり、数ヶ月経てば、普通の人並みの行動が出来ると、先生や本やネットから勉強させてもらい、今年は行ってみようと企画してみたのです。


それを決めたのは1月。


当初は行く気があった姑。

それに安心していた私。


ところが、ところが!


日が迫ってくるにつれ、姑の言う事が変わってきたのです。


「そんな寒い所にわざわざ行って、風邪ひくのもバカみたいだしな」


と言ったかと思えば


「行く時はこれじゃ寒いかな」


とか、行きたいのか行きたくないのか、さっぱり分からなくなってしまいました。


行く予定の日の数日前


私はもう、悩みに悩んで胃が痛くなってしまいました。

連れていくべきなのか、連れていかない方がいいのか。

だって、毎日スキーに行く日の話をしているんですよ。

半端じゃなかったです。本人が不安なのも分かるのですが・・・


あまりに毎日言われて、私も想像力が膨らみ、もし、連れていって、万が一の事があったら・・・

かといって、置いていくには、義姉さんに頼まないとだけど、きっと行きたいだろうし。


義姉さんは、姑があまりにうるさいので


「じゃあ、行かなきゃいいじゃん!」


と逆ギレ(笑)


でもって、留守番してくれるという事に。


私はその時、姑の通ってるお参りの先生に相談していました。

答えは「本人次第」そして「一人で答えを出さず、姉弟にまかせなさい」との事でした。


でも、企画したのは私。


私は最初から連れていくつもりでいましたが、姑が


「行かない事にした!」


と言い切ったので、「じゃ、いいんじゃない。ばあちゃんが行きたくないのなら」と、元気なく受け答えしました。


するとすると・・・・


「行くときは朝早いだろうから、ばあちゃんの事、起こさないでいいから」


「黙って出て行ってくれ」


「一人でも勝手に食ってるから」


などなど、なげやりな発言・・・


( ̄△ ̄;)エッ・・?


それって、思いっきり行きたいのでは?

と、家族一同同じ事を考えていました。


次の日も姑は


「ばあちゃんの為にお姉ちゃんが犠牲にならなくてもなぁ~」


「お姉ちゃんも行きたいだろうになぁ~」


と何度も言う始末。

お姉さんではなく、姑が行きたいのではないかと推測


最終手段


姑の担当医に電話をして聞いてみる事にしました。


「あの、スキーに連れていってあげたいのですけど、体の方は・・・」


「ああ、スキーね。全然大丈夫!逆に心臓の事忘れて、景色でも見て楽しんできなさい!リフトに乗ったっていいし、スキーしたって全然構わないよ!いってらっしゃい!!」


と強くGOサインをいただきました。


そして担当医が言っていた事をそのまま報告

じゃ、行くね?と姑に聞くと


☆☆(゜-゜)ウンッ☆☆




というか、いつも医者に行っているんだから、行く事決めていたのだから、そのぐらいの相談ぐらいすればいいのに・・・人任せなのよね。


結果として、無事に行って来られて、風邪もひかず、まあ、吹雪いていたので、外には出なかったけど、楽しんでこれました。

待ってるのはちょっと辛かったかもしれないけどね。

それでも待ってる間、寒くないように場所を決めたりとか移動しないで済むようにとか、話相手は常に置いておいてとか努力しました。


子供は初めてのスキーで最初は怖がっていたけど、終わり際には滑れるようになってきて、私より上手かも(* ̄m ̄)プッ


義姉さんには「今度は行かない」と言っていたそうだけど、私には一言も言いませんでした。


( ・◇・)?(・◇・ )やっぱり、ほんとは行きたいのかな?


あともう一回ぐらい行きたいかなと思っています。