<注:ドラマのネタバレありなので、知りたくない場合は「✖」で画面を閉じてくださいねあせる

 

 

ドラマの「ブラック・ジャック」、TVをつけたら放送していて、

途中から見たのですが、面白くて結局最後まで観てしまいました(;´∀`)

 

テレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

 

ピノコちゃんの再現度、完璧…爆  笑

 

 

ところで、ドラマを見ていて「え!?」と驚いたエピソードがありました。

 

「獅子面病」という、顔が獅子のように変形してしまう奇病に侵されたえみ子さんは、

夫が自分の顔を受け入れていないことに絶望して、

ドクターキリコに頼んで死を選ぼうとします。

 

助けに入ったブラックジャックを拒んで、

自ら毒薬のスイッチを入れてしまったえみ子さん。

 

この毒薬は、

 

・少しずつ体内に入れると脳卒中を起こす

・急激に入れると不整脈を起こす

 

とドクターキリコは語っています。

 

えみ子さんの夫と治療代についての話をした後、

ブラックジャックは若い医者&ピノコを助手として

えみ子さんの脳の手術を行うのですが‥

 

BJ「よし、脳下垂体に到達」

若い医者「メス、入れるんですか?」

BJ「血栓が絡みついてるんだ。入れなきゃ、話にならんだろ」

 

若い医者「いや、でも…」

(BJの汗を拭くピノコ)

BJ「こいつの仕業だ(血栓を取り出す)」

BJ「脳下垂体前葉、部分切除」

 

若い医者「え?」

BJ「集中しろ」

若い医者「は、はい」

 

というやりとりがあるのですが、

「脳下垂体」という言葉に反応してしまいました(;´∀`)

 

手術は無事成功。

 

えみ子さんの顔は元通りになります。

(ハッピーエンドかと思いきや、

そのあと夫婦でドライブ中に崩落事故に巻き込まれてしまうのですが…)


でも、脳下垂体前葉を部分切除したなら、

完全に元気にはならないはずなのに、えみ子さんは元気そう…

ブラックジャックはコートリルなどを処方したのでしょうか??

謎が深まります(;´∀`)

 

ドラマには医療監修・指導、医療リサーチでお医者さん方もついているので

あえて「下垂体」という言葉を出したことに、何か意味があるのでは?

と深読みしてしまいました(;^_^A

 

 

 

実は私、「ブラックジャック」を読んだことがありません。

というか、手塚作品をちゃんと読んだことがなくて…

 

中学生の時、学校図書室に手塚治虫の「ブッダ」が所蔵されていたのですが、

生々しい描写があって、読んでいて具合が悪くなったので、

それ以降は手塚作品は読んだことがなく…(;^_^A

 

なので、ドラマ「ブラック・ジャック」も原作を未読のまま観たのですが、

面白かったですし、色々と考えさせられました。

 

もし、ブラックジャックに会えるなら、病気を治してもらいたいですが、

高額な治療費、絶対払えないな…( ̄▽ ̄;)

 

【追記】

原作の「獅子面病」の手術シーンを見たら

「脳下垂体の部分切除およびラジウム片移植手術」でした。

 

ラジウム片移植って…斬新すぎる発想😱

そして、原作では「えみ子さん」ではない男性が

手術を受けていました💦

 

↓ページのサンプル「74ページ」に手術シーンが表示されていますが、

スマホからは閲覧できるのに、PCからだと「74ページ」は表示されないようです😓

 

ちなみに、ドラマの医療リサーチ協力で

名前が挙がっていた國松淳和先生の著書に

こちらの本がありました📘

 

 

目次に「獅子面病」もあるため、

ブラックジャックの手術についても

医師の視点から詳しく解説されているかもしれません💡

 

機会があれば、読んでみたいと思います📘