昨日の続き。



陣痛が始まったのに


双子のベッドがない理由で


私は救急車で別の病院へと

搬送されることになった。





車が走るたびに

道路の段差が激痛を誘い

息も詰まるほどの苦しさを感じた。




そのたびに付き添ってくれた看護師が

優しく腰をさすってくれたが、

痛みは一向に引かない。




「もう産まれるかもしれない!」

そう思うほどの激痛の中


私はひたすら「早く病院に着いてほしい」と


祈ることしかできなかった。




ようやく病院に到着。


しかし


すぐに麻酔をしてもらえる!


やっとこの痛みから解放される!



と思っていたのに、



なかなか処置が始まらない。





「なぜ?」



陣痛の波に飲み込まれながら


不安と焦りで


頭がいっぱいになった。




続きは明日へ。


出産って本当に奇跡。