4日ぶりに子供たちを外に連れ出し、今日は夏日のような暑さだったので、車で少し行った少し大きめの水遊びもできる公園へ遊びに行きました。
 
子供たちは喜んで水遊びをする為に早速靴と靴下を脱ぎ楽しそうに遊びました。
娘の方は偶然同じ幼稚園の年少の時に同じクラスだったお友達とも会えて少し一緒に遊べて、やっぱりお友達とコミュニケーションを取れるって生き生きしてるな~と感じました。
 
私もそのお友達やママさんと少しお話しできて、人とお話しできるのが嬉しいなとご機嫌になっていると、突然息子が母の目の前に来て
「じゃあ、僕も。。」
と言ったかと思うと、足でお水を蹴り母にけっこうな水しぶきをかけてきました。
私は濡れても良かったのですが、ふと後ろを見ると、1歳代のお子さんとママさんの親子にもお水がかかってしまい、私は慌てて息子に
「ちょっと!何すんの?!ほかの人にもかかるでしょー!!!」
と怒りました。
すると、息子は「そうか。」と言い、少し気まずそうに去っていきました。
私はその濡れてしまった親子さんに
「本当に申し訳ございません。どうしよう、ティッシュでよろしければ。。。」
ととっさに拭いてもらおうと声を掛けましたが
「大丈夫です。」
と冷静におっしゃっていて、あー、怒っていらっしゃるよね。。。と思い、
「本当に申し訳ありません。馬鹿なアニキで。。。」
と、少しトンチンカンなお詫びをしてしまいました。
すると、その親子は少し和んでいただけて、「本当に大丈夫ですから。」と笑顔で答えてくださいました。
 
後から息子になぜ急に母に水をかけようと思ったのか聞くと、
「暇だったし、他に水をかけあってる人達がいて、かけていいよと言ってて、ママだったらいいよみたいな事言ってたから。」
と答えました。
確かに息子の近くで小さいお子さん二人が水をかけあっていて、そのパパさんがその子たちに「お水かけてもいいよ。」と言っていました。
だからと言って、それはその小さいお子さんへの言葉であって、母である私にかけてみようと思いつくところにつながるのが
発達凸凹さんあるあるな受け止め方で、、、
このように時々息子は突拍子もないことをします。
その後はまた楽しく過ごし、二人ともかなりビチョビチョで水遊びを満喫しました。もちろん、着替えを持参していました。
 
 
息子は4,5歳くらいの男の子とそのおばあ様らしい方といつの間に仲良くなり、その子のお砂場セットを使ってお水をまいたりしていたので、大丈夫かなーと心配になり、その子のおばあ様に母は近づき
「ありがとうございます。すみません。」
と言うと
「いえいえ、こちらこそ遊んでいただいてありがとうございます。」
と、笑顔で言っていただけました。ホッとしました。
 
水遊びを終え着替えると、息子が
「この後、あの男の子(おばあ様と一緒の子)と砂場で遊ぶ約束をしているんだ。」
と言うので、私は「ちっちゃい子の方が自分がお兄さんに感じられてリラックスして遊べるのかな。」と改めて思いました。
黙々とお砂場遊びをし、正午近くなって男の子たちとバイバイし帰ることにしました。
 
 
2人とも久しぶりに思いっきり公園あそびをして、暑さもあったのでクタクタな様子でした。
公園近くのスーパーの駐車場に車を停めていたので、歩いてスーパーへ向かっていると、息子はいつもスタスタと前しか見ずに先へ歩いて行ってしまいます。
逆に娘はまだ5歳で歩くのがかなり遅いので母と娘はあっという間に息子と距離が離れてしまいました。
こういうことはよくあることで、いざ目的地に母と娘が遅れて着いたら息子が見当たらないという事にも慣れていて、
そんな時は焦ってウロチョロ息子を探すとかえって入れ違いで出会えないパターンになるので、母は目立つところで動かず待ち、すばしっこい息子に見つけてもらう方が楽だし早いと過去の経験で学んでおりました。
 
なので、今日もスーパーに母と娘が着いても、やっぱり息子が見当たらなかったですが、また息子の方からひょっこり現れるだろうと予想していました。
しかし、しばらくしても息子は現れず、さすがに母は焦り「どうしよー。変な人につかまってたらどうしよー(>_<)」とドキドキしはじめました。
息子が6歳ごろまでは多動で見当たらなくなることはよくあり、迷子放送にも2回ほどお世話になっていました。
しかし、7歳以降は迷子になることはめったになくなり、息子も落ち着いてきていました。
でも、今回は母も 「もう、何度も先に早く行かないでって注意しても同じことをするから!小3になってもまだ迷子になるって。。。((+_+))」
と、息子はやっぱりサポートが必要な子なんだと痛感したような切なさを感じました。
 
焦りや不安や情けなさやどうしたらいいかと動揺していて、公園へ探しに戻るのは娘が公園あそびで疲れ切っていて、娘を連れ回して探すのはキビシイと思い、母はスーパーでとりあえず買いたかった牛乳などを買ってようと、ここまできても何故か余裕を出した行動を取ってしまいました。。。
 
迷子の放送でも流れるかなーとも考えましたが音沙汰なく、会計を終え、荷物を袋詰めしていると、突然母の携帯に見知らぬ番号から着信がありました。
「まさか、息子を知る人かな?」
とドキドキしながらでると、
 
「もしもし、あー、今、息子さんと公園にいるんですけど、ママを探しているそうで、どこにいらっしゃいますか?」
と男性の声が!
 
母は内心、「良かったー!!!無事でいるんだな!!母の携帯番号、息子がまさか暗記していた?!」などと思いました。
 
とりあえず、母はその男性に息子にスーパーに来るように伝えていただき、母はスーパーの外の見つけやすいところで待っておりますと伝えました。
 
外で待っているとすぐに息子が現れました。
泣いてパニックになっていないかなと心配でしたが、意外にも息子は落ち着いていて泣いてもいませんでした。
その近くに小さいお子さんを連れたパパさんがいて、その方が助けてくださったと息子に聞き
「本当にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでしたm(__)m本当にありがとうございますm(__)m」
と頭を下げました。。。
 
息子にどうして公園にいたのか聞くと、
「俺がスーパーの入り口前でずっと待っててもママがなかなか来なくて公園に探しに行ったんだよ。」
と言いました。
 
どうやら息子はスーパーの大きなメインの入り口で待っていてくれて、母と娘はメインでない、公園から近い裏口の入り口から入ってしまったため入れ違いになってしまっていたようです。。。((+_+))
 
最初、車を停めスーパーから公園に向かうときはメインの出入り口から公園に向かって歩いていきましたが、帰りは母が無意識に楽をしたくて公園から近い方の裏口からスーパーへ入ってしまったのがまずかったんだと、母は反省しつつ、息子には
「一人でスタスタ早く行き過ぎるから、勝手に先に行かないで後ろのママたちを気にかけてよ!」
と不安の糸が切れた勢いできつめに言ってしまいました。
息子は静かに母の言葉を聞いてくれていましたが、不安な時間を過ごさせてしまったことを母は反省し、改めて事前に予測できるトラブルを避けれるように考えながら行動しなくちゃと思いました。
 
母の携帯番号を覚えていたのか聞くと
「違うよ。リュックの中に携帯番号書いてあった。」
と言いました。確かにリュックの内側に息子の名前と母の携帯番号を書いていたのを忘れていました。
普段、息子はリュックを持つことはめったにないので、今日は水遊びのおかげで着替えを自分でリュックに持たせていたから助かったー!と思いました。
最初は母の携帯番号をずいんぶんと前に少し見ただけで暗記できたのかと、発達凸凹のお子さんあるあるなスゴイ特性か?!と妄想した自分を恥ずかしく思いました。
 
あの電話をくれた男性が心配して声をかけてくれたの?と息子に聞くと
「違くて、俺が公園でママー!ママー!て叫んで探したけどいないから、俺からあの人に声をかけて、『ママを知りませんか?小さい女の子を連れた大人の女の人見ませんでしたか?』と聞いたんだよ。」
と答え、まさか息子から声をかけたと聞き驚きました。
聞き方はともかく、自分からSOSを出せたことはすごいなと思い、そこを褒めました。
 
とにもかくにも、息子が無事で本当に良かったです。
8歳でも、まだまだ油断できません。。。
夜になって、改めて息子に「今日は不安な思いさせてごめんね。。。怖かったでしょ?泣かなかったの?」と聞くと
「泣きそうになったけど、こらえた。疲れた。」
と息子は答えました。
「ママもこれから気を付けるね。あなたも一人でスタスタ先にこれからは行かないって約束してね。」と言いました。
 
 
長くなってしまいすみません。
読んでくださりありがとうございました。