失礼な不動産屋のこと | Tokyo de Kurasu

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日々の出来事について書いています。

シェーンブルン宮殿を前回訪れたのは、

昨年の10月にアパート探しに来た時です。
(その時の記事)


ウィーン はじめての生活


アパート探しについては
細かくブログに書いてないのですが、


ウィーンへ一人でやってきて、5人の不動産屋と会いました。
そのうち、2人の不動産屋が大変失礼な人でした。

(ちなみに、全員違う会社)











どうして今さら思い出したかといえば、


旦那たっての希望で

「シェーンブルン宮殿に徒歩10分以内でいける」
アパートを中心に探していたため、


昨年の10月は、空き時間に宮殿内のカフェで
お茶するのによく訪れていたため、
あらためて訪れてみると、その時の思い出がフツフツと・・・。

(結果的に、離れたところのアパートに決まりましたが)

ウィーン はじめての生活










失礼な不動産屋のうちの1人は、

シェーンブルン宮殿まで徒歩10分の物件で、

部屋数が4つ ・90m2、地下鉄2本が徒歩5分以内にあり、
条件に恵まれていながら、
大変安価なアパートを案内してくれました。


ウィーン はじめての生活










不動産屋のインターネットサイトでは分からなかったものの、

アパートに入った瞬間から
メンテナンスのされていない暗くて古いアパートである事に

違和感を感じました。



出入りしている住人の雰囲気も、あまり良くなかった事も気になりました。

ウィーン はじめての生活





部屋の中は大変気に入ったわけではないものの、
まあまあの物件でした。



最終的に契約の諸注意についての話のとき。

不動産屋から
「あなたのウィーンでの仕事は?」
と聞かれました。


昨年の10月は居住ビザの申請前で、

私が労働ビザを手にできるかすら、分からない時でした。



そうであっても、ヨーロッパでは
夫婦ともに働いてる人が一般的だということは理解してたので、

私がウィーンで仕事を持つ予定だ、という事を伝えると、



不動産屋
「でも、旦那さんの給与がいくらか知らないけど・・・・

あなたが働かない間に、アパートの家賃など、きちんと払えるの??」

と大変疑わしげ。。。



は~~???何この失礼な発言!!!
と、私は頭に血がのぼりました。


そうはいっても問題はないことを伝えると、



不動産屋
「じゃあ、あなたが着てる、このスカーフも、このバッグも、
み~んな旦那の給与で買ったってことネ」

と、私のスカーフに触りながら嫌味たっぷり。

ウィーン はじめての生活

そのとき思った事。
ウィーンでは、外国人は信用されていない可能性がある
のではないか?

私はその時まで、外国人であること に対して
信用されていないことを感じたことはありません。






その時思った事。
不動産屋も、部屋と同じくらい大事な要素であること






結果的に、現在住んでいるアパートは
チューリッヒへ帰る飛行機の6時間前に見た物件で、


ウィーンの少々不便なところにあるのですが、


ご近所さんの雰囲気もきちんとチェックし、

何か問題があっても、
隣人にきちんと話せば理解してくれそうな環境
だと思えた事や、

英語の通じる可能性の高い住人であることや、


極めつけは
不動産屋さんは5人の中で最も親切、丁寧に説明してくれ
英語も流暢で、

物件と合わせてみても、「ココしかない!」とすぐに惚れてしまいました。



終わりよければすべて良しではありますが、


ウィーンは大きな都市であり、
EU圏なので、移民をたくさん受け入れており、
いろんな外国人が住んでいます。

そんな外国人移民も
いろんな人がいるんだろうなぁ・・・と

あらためて考えさせられました。