歌舞伎の所作を取り入れ、高校生がストリートダンスの新作を披露する「日本の伝統芸能×ストリートダンス」が２７日午後６時から、スパイラルホール（東京・南青山）で行われる。昨年、歌舞伎俳優の坂東新悟（２３）が指導した都立清瀬高ダンス部による、和をモチーフにした創作ダンス公演が好評で、第２弾が実現した。今年も指導した新悟は「一連の活動で歌舞伎を少しでも好きになってほしい」と話す。同校２年の高橋沙希さん（１６）は「手先など気を使うところが多く、うまくダンスに取り入れたい」。他のダンスチームも出演するほか、歌舞伎演目を独自スタイルで上演する木ノ下歌舞伎の「三番叟（さんばそう）」も上演。（電）０３・５３５５・１２８０。