危険ドラッグ（脱法ドラッグ）を吸引して車を運転して玉突き事故を起こし、車を運転していたいずれも４０代の男女３人に軽傷を負わせたとして、警視庁高井戸署は１２日、自動車運転処罰法違反（過失傷害）と道交法違反（過労運転等の禁止）の両容疑で、東京都国分寺市光町、職業不詳、酒匂（さこう）邦行容疑者（３４）を逮捕した。
逮捕容疑は１１日午後１時２０分ごろ、杉並区方南の路上で、危険ドラッグのようなものを吸引して正常な運転ができない状態で乗用車を運転。右折待ちをしていた軽乗用車に追突するなどして計４台が絡む玉突き事故を起こし、２台の車に乗っていたいずれも４０代の男女３人に軽傷を負わせたとしている。
酒匂容疑者は「危険ドラッグを吸った」と説明。酒匂容疑者のバッグから危険ドラッグとみられる植物片入りのポリ袋や吸引用具とみられるパイプが見つかった。