■22時~リラックス&アクティブ
一日の家事を終えると、もう夜の10時。忙しいママがようやく手にする自由時間の始まりだ。ほんのつかの間だが、自分のため、家族のためにと励むことも欠かさない。そんなママを応援する動きも活発化し、充実の時間がさらに濃密なものとなっていく。(谷口康雄)
東京都府中市の川上りえさん(27)は6歳と2歳の子供を持つ。週末などを除き、電車で5分の駅近くにあるカフェでほぼフルタイムで働く。6時に起床して朝食を作り、夕食の下ごしらえもして一日がスタートする。
そして子供との夕食、入浴や寝かしつけをし、すべての家事を終えるのが22時。待望の自由時間は、エクササイズや美容に心を配るとともに、野菜ソムリエの資格を取るための勉強にも取り組み、リラックスとともに前向きな姿勢を崩さない。
「自由時間は家族のための時間。ママのここが好きと娘たちが思えるものを何か得られれば。赤ちゃんや子供と過ごせる親子カフェを開くのが夢」と語る。